「うっとうしい」習慣がある場合にどうすべきか
もしあなたにおそらく「うっとうしい」これら2つの習慣のうち1つ、あるいは両方があるなら、まず何もおかしなことではないととらえるべきだ。どちらの習慣も非常に一般的で、完全に正常なものだ。だが、それらに利点があるからといって、天才のしるしであるとは限らない。
現実にはこれらの習慣と、それに関連する生産的な行動との関係は状況や条件による。つまり、マインドワンダリングに目的があり、独り言が反すうではなく計画のために使われるとき、そして努力と釣り合う休息があるときに、思考力や創造性の向上が強く現れる。
一方で、こうした行動が慢性的な注意散漫や不安、混乱に陥ると問題化するリスクもある。だが、意識的に、そして適度に行うなら、確かに価値あるツールとして使うことができる。適応的に活用するための3つのステップを以下に示す。
1. 状況を把握する
いつ、どこで思考が漂い始めるのか、あるいは独り言を言い始めるのかに注意を向ける。単調な作業中に空想しているのだろうか。重要なことに集中しようとするときに独り言が増えるのだろうか。まず10分だけぼーっとする時間を持ち、その後で作業に戻るといい。
2. 内言を意識的に使う
計画したりアイデアをじっくり考えたりするとき、自分を導くように(黙って、あるいは小声で)話す。そうすることで明確さを形づくるのに役立つ。
3. メンタルの休息を許す
振り返りのための小さな休憩を予定に組み込む。脳が漂う余地と自由を得たときに最良のアイデアが生まれることもある。
集中や自制、そして心の中の静寂を理想化するとき、単なる集中力以外にも人間の脳が持つ力を見落としてしまう。次に思考が漂うのを感じたとき、独り言のささやきが聞こえたとき、あるいは窓の外に視線が流れているのに気づいたとき、すぐに怠惰、あるいは制御の欠如だと決めつけないことだ。ときにはそれは、タスクや締め切りといった枠を超えた言語であなたの心が考えているだけなのだ。


