ペットが幸せそうなら、飼い主も幸せな気持ちになれる。実に単純明快な道理だ。そこで、新しい1年の始まりを機に、どうすれば愛猫をもっと幸せにできるかを知っておこう。そうすれば一つ屋根の下に暮らす全員がその恩恵に預かれる。
猫を飼う際に、犬と違って特に構ってやる必要はないと思う人は少なくない。だが、米アリゾナ州トゥーソンでPAWS動物医療センターを運営する獣医師で獣医学博士のランディ・アロンソンによれば、これは事実と異なる。
「多くの場合、人々は猫のちょっとしたあれこれを見落としている。『猫は独立心が強いから放っておいても大丈夫』とつい考えてしまいがちだが、それは間違いだ」。こう断言するドクター・ランディは、従来の治療法に伝統医療や代替療法を組み合わせたペットの健康管理・予防について助言するポッドキャストの配信も行っている。「統合獣医療を提供する獣医師として、猫たちの幸福と健康を保つことを目指している」
ドクター・ランディ自身もバットマンとフラッシュと名付けた2匹の猫を飼っており、当然ながら、この目標を達成すべく日々工夫している。その中から、猫を幸せにするための助言を5つ、紹介しよう。
1. 毎日時間を決めて猫と遊ぶ

ドクター・ランディいわく、遊びの機会を増やすと猫の不安を軽減でき、肥満予防になるだけでなく、家の中での破壊行動も減らせる。
「ほとんどの飼い主は、猫と遊ぶ時間が足りていない。少なくとも毎日1~2回、10~15分程度はおもちゃで遊んでやる時間を必ず設けるようにしたほうがいい」
猫じゃらし、キャットニップ入りのおもちゃ、レーザーポインターなどのほか、瓶の蓋やアルミホイルを丸めた玉を転がして追いかけさせるのもおすすめだ。遊びの終わりに、ご褒美として少量の餌やお気に入りのおやつを与えるとなお良いという。
遊びの最中には「猫を勝たせてやる」ことも重要だ。「猫は自分が勝ったことを理解し、達成感を強く感じる」とドクター・ランディ。「さらに一段階上を志す人は、毎日猫と遊ぶ時間を決めて、予定をカレンダーに記入している。これは素晴らしい方法だ」



