高市首相は衆議院の解散の意向を示し、まもなく衆議院選が始まる気配だが、九州大学は女性政治家に対する世間の不思議な傾向を明らかにした。マスクをしていると支持率が下がるというのだ。
九州大学経済学研究院の室賀貴穂准教授と、ダートマス大学政治学部のチャールズ・クラブトリー助教授による研究グループは、新型コロナ禍以来、マスクを着用する機会が増えたが、それが政治家の評価に影響を及ぼすかどうかを調査した。すると、女性政治家にかぎって、マスクをしていると支持度が下がる傾向が確認された。男性政治家にはそうした傾向は見られなかった。
研究グループは、全国から抽出した約1500人にマスクを着けた政治家と着けていない政治家の写真を見せ、その人に対する支持度や印象を聞いた。評価項目は、支持度、魅力、有能さ、知性、強さ、信頼性など。これらを直感的に判断してもらった。
結果を分析したところ、女性政治家はマスクを着けると支持度が、統計的な意味がある程度に下がった。不思議なことに、魅力、有能さ、知的、強さ、信頼性といった個別の項目の印象には明確な低下が見られず、支持度だけが下がるという結果になった。



