リーダーシップ

2026.01.19 12:30

神経科学が裏付ける「信頼されるリーダー」に不可欠な7つの習慣

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新年は、パーソナルブランドを強化して、その年だけでなくその先もさらなる成功を手にするための「習慣」を取り入れる絶好のタイミングだ。1年の始まりには目標を立てたくなるものだが、実際に結果を形作るのは毎日の習慣だ。そこで今回は、リーダーシップの人間的な側面に焦点を当てた習慣を紹介しよう。

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これらは神経科学をベースにしており、個人やチーム、組織にプラスの影響を与えてくれる習慣だ。全てのリーダーに共通して見られる習慣というわけではないが、ビジネスのあらゆる側面にテクノロジーが組み込まれている時代において、人間的な側面の重要性を理解しているリーダーにとって極めて重要なものだ。

信頼されるリーダーシップに欠かせない行動を、仕事に取り入れる

以下のリストを読み進めながら、「自分の日常的な行動に取り入れたい習慣」と、「すでに実践中で、2026年に一層の強化と拡大を図りたい習慣」はどれかを考えよう。

1. 相手の良さを認める

「仕事で評価されると、さらに努力しようというモチベーションが湧いてくる」と回答する従業員は91%に上る。信頼されるリーダーはこの事実を理解しており、感謝の気持ちを欠かさず伝えているし、公の場で感謝を伝えることにはさらに大きな意味があることも理解している。

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他者の良さを認めるといっても、必ずしも手の込んだことをする必要はない。思いやりを込めて誠実に称賛することは、リーダーが部下のやる気をかき立てるためにできる、最も効果的な行為の一つだ。

2. コーチングを行う

信頼されるリーダーは、部下が才能豊かで、困難を乗り超える力を持っていることを理解している。そして、部下を導くためのコーチングの手法を身に着けており、(ただ答えを与えるのではなく)効果的な疑問を投げかけたり、理解しようという姿勢で部下の話に熱心に耳を傾けたり、前進を促したりする。そうしたやり方の方が、ただ答えを与えたり、指示を出したりするよりもずっと効果的であることを確信しているのだ。

3. 仕事の楽しさに焦点を当てる

仕事は、大人にとっての遊びだ。『ニューヨーク・タイムズ』紙によると、大人は、日常的な雑事のように感じられる活動より、熱心になれる遊びのように感じられる活動に、喜びと意義を見いだすという。

信頼されるリーダーは、楽しむことを不真面目だとは考えていない。そして、面白くて楽しめる仕事なら、従業員のエンゲージメントと定着率が上昇し、もっとはかどると理解している。そのため、チームミーティングに遊びの要素を取り入れたり、困難な時ほど前向きな雰囲気を維持できるような活動を促したりする。

4. コミュニケーションを欠かさない

フライトが遅れているのに、航空会社のスタッフからは何の説明もない──誰もが、そんな状況を経験したことがあるはずだ。そして多くの場合、遅れそのものより、何の情報もないことに不満を抱く。

社内コミュニケーションに関する2025年の調査報告書によると、「リーダーが発信するコミュニケーションの質によって、組織的な目標の理解度が変わる」と回答した従業員は79%、「目標の理解度によって、仕事へのエンゲージメントが変わる」と回答した従業員は72%だった。

信頼されるリーダーは、従業員が落ち着いて前向きに業務を遂行できるよう、定期的かつ誠実なコミュニケーションを欠かさないようにしている。ちょっとした声かけや、定期的な進捗確認、従業員が上司に気軽に相談したり意見を言えたりする雰囲気づくりは、一貫性があってオープンかつ率直なコミュニケーションを促す、効果的なリーダーシップ手法だ。

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翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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