年末年始は酒を飲む機会が多くなるが、ある時期を境に、ガクッと酒に弱くなったと感じている人も少なくないだろう。年齢とともにアルコールの代謝能力も衰える。その曲がり角は40代ということだ。それを過ぎた人は、大人の飲み方を覚えないといけない。
「しじみ習慣」などの健康食品を開発提供する自然食研は、週1回以上飲酒をする30〜50代の男女503人を対象に、年齢とともに変わるお酒の嗜好と体の変化についてアンケート調査を実施した。それによると、20代のころにくらべて、飲んだ翌日の体調に変化を感じるようになった人は6割近い。

その変化のトップ3が「回復が遅くなった」、「酔いが長引くようになった」、「寝落ちするようになった」となっている。要するに、酒に弱くなって二日酔いをしやすくなったということだ。
この結果をふまえ、内科医501人にもアンケートを実施した。30歳を過ぎて酒に弱くなったのは、加齢によるアルコールの分解速度の低下が原因だと思うかを聞くと、ほぼ全員がそう感じると答えた。

アルコール分解速度の低下がもっともよくわかる症状を聞くと、「少量でも酔いやすくなる」、「肝臓機能数値への影響が出やすくなる」、「酔いが抜けるまでに時間がかかる」を筆頭に、胃もたれ、胸やけ、眠りが浅くなる、翌日の疲労感などがあげられた。医者に聞かずとも、これらはみなさん体験済みだろうが、肝臓の数値と聞くとドキッとする。タダ事ではない。
さらに、アルコール分解速度の低下はいつから現れるかを聞くと、30代後半から40代後半を指摘する医師が7割を超えた。
つまり、だいたい40歳前後が「アルコール代謝速度の曲がり角」ということだ。



