10年で「最も稼いだアスリート」トップは意外な人物

14ktgold / Bigstock

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フロイド・メイウェザーは、大金を稼ぎ贅沢三昧の人生を過ごしたいとの思いで、成り上がって来た。かつて「プリティ・ボーイ」の愛称で親しまれた彼は、2007年には「マネー」と呼ばれるようになり、収入は格段に上昇した。
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今年5月のマニー・パッキャオとの一戦で注目を集めた彼は、最新のデータでは年間3億ドル(約359億7,000万円)の収入を獲得。この10年間の年収総額は6億6,000万ドル(約791億4,000万円)を記録している。驚異的な数字だが、それを上回る収入を得たスポーツ選手がいる。

「過去10年で最も稼いだスポーツ選手」はタイガー・ウッズだ。最近は怪我に悩まされ、この2年で出場したのは20試合のみの彼だが、2005年6月からの10年間で8億4,500万ドル(約1,013億2,000万円)を稼ぎ出している。

ウッズの富の大半は、ゴルフ以外からの収入によるものだ。かつて彼はアクセンチュアやアメリカン・エキスプレス、AT&T、ジレットなどの一流企業の顔を務め、年間1億ドル(約120億円)を得ていた。2009年の不倫騒動以降はほとんどの企業が契約を解除したが、ナイキはその後も契約を維持し、今でもウッズに年間2,000万ドル(約24億円)以上を払っている。ナイキのゴルフ関連部門は昨年、7億7,100万ドル(約924億5,000万円)を売り上げている。
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フォーブスはこれまで、スポーツ選手の年収を25年にわたり調査してきた。下記に「ここ10年間で最も稼いだスポーツ選手」のランキングを掲載する。
第1位:タイガー・ウッズ(ゴルフ)
10年間の収入:8億4,500万ドル(約1,013億円)
ピーク時:1億1,500万ドル(2008年)

第2位:フロイド・メイウェザー(ボクシング)
10年間の収入:6億6,000万ドル(約791億円)
ピーク時:3億ドル(2015年)

第3位:コービー・ブライアント(バスケットボール)
10年間の収入:4億7,500万ドル(約570億円)
ピーク時:6,200万ドル(2013年)

第4位:レブロン・ジェームズ(バスケットボール)
10年間の収入:4億7,200万ドル(約566億円)
ピーク時:7,200万ドル(2014年)

第5位:フィル・ミケルソン(ゴルフ)
10年間の収入:4億6,800万ドル(約561億円)
ピーク時:5,300万ドル(2014年)

第6位:ロジャー・フェデラー(テニス)
10年間の収入:4億5,500万ドル(約546億円)
ピーク時:7,150万ドル(2013年)

第7位:デイビッド・ベッカム(サッカー)
10年間の収入:4億4,100万ドル(約529億円)
ピーク時:7,500万ドル(2014年)

第8位:マニー・パッキャオ(ボクシング)
10年間の収入:4億3,200万ドル(約518億円)
ピーク時:1億6,000万ドル(2015年)

第9位:クリスティアーノ・ロナウド(サッカー)
10年間の収入:4億700万ドル(約488億円)
ピーク時:8,000万ドル(2014年-2015年)

第10位:リオネル・メッシ(サッカー)
10年間の収入:3億5,000万ドル(約420億円)
ピーク時:7,380万ドル(2015年)

文=カート・バーデンハウゼン(Forbes)/ 編集=上田裕資

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