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2026.01.15 13:30

中国視察で考えた 「すごいメカ」が来る未来

技術集団としての底力

そんなiFLYTEK社がどのような現場で製品開発を行っているのかを確かめたくなり、実際に中国の上海から西へおよそ400km離れた安徽省・合肥市にある本社を訪れ、視察させてもらった。

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そこには東京ドームがいくつ入るだろうかと思うほど広大な敷地に、近未来的なデザインの建物がそびえ立っていた。そのなかにはソフトウェア開発チームとハードウェア開発チームが混在し、私が見せてもらえたその建物のフロアだけでも数百人のメンバーたちが膝を突き合わせてさまざまな試作品を生み出していた。まるで、漫画『ドラゴンボール』に登場するカプセルコーポレーション(わからない人のために補足すると、近未来の巨大な発明開発基地)のなかに入り込んだかのような光景である。そうした開発チームが広大なオフィス内に無数に存在していることに、技術集団としての底力を感じずにはいられなかった。

急速に進化するAIは、もはやソフトウェアとしてのビジネスにとどまらず、先端企業はいよいよ子どものころに憧れたような“すごいメカ”を世に送り出すフェーズに入ってきている。もちろん、日本のものづくりの潜在力は計り知れない。日本の挑戦者が世界を驚かせる日は必ず来ると信じている。

私たちは今、AIとハードウェアの融合によって実現される新たな日常の、まさに夜明け前に立っているのではないだろうか。

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なかやま・りょうたろう◎マクアケ代表取締役社長。サイバーエージェントを経て2013年にマクアケを創業し、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」をリリース。19年12月東証マザーズに上場した。 

文=中山亮太郎 イラストレーション=岡村亮太

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