S&P500種株価指数は7000ポイントに手の届く水準まで迫っている。これは約70年に及ぶ指数の歴史における次のマイルストーンであり、大手テック企業の成長を背景に株価が加速してきた結果である。一方で、一部のエコノミストは、この10年における上昇により、株式市場が実体経済から乖離してきたと警告している。
S&P500は、予想を下回るインフレ指標を受けて時間外取引で上昇したものの、米国時間1月13日朝の時点では約12ポイント(0.1%)下落し、6965ポイントとなった。
同指数は12日、7000ポイントの節目まであと15ポイントに迫り、取引時間中には6986ポイントまで上昇した。
個別銘柄では、インテル、AMD、モデルナがそれぞれ6.5%高、12.1%高、5.8%高となり、指数全体の上昇を主導した。一方、セールスフォース(4.7%安)、ビザ(4.9%安)、スーパー・マイクロ・コンピューター(6.6%安)は下落した。
米国の主要500社を対象に算出されるS&P500は、1957年に設定された。同指数は、2019年7月に3000ポイントを突破してから2年足らずの2021年4月に4000ポイントを超え、2024年2月8日に5000ポイントを突破したのち、同年11月8日に6000ポイントに到達した。
2025年におけるS&P500の上昇率は約16%だった。2024年には24%上昇しており、これは2000年以降で6番目に高い成績だ。
ダウ平均株価も節目に近づいている。13日朝の時点でダウは324ドル下落し、4万9265ドルとなった。同指数は、2020年11月に3万ドルを突破したあと、2024年には4万ドルに到達している。ダウが初めて1万ドルに到達するまでには103年を要し、1999年のドットコム・バブル期にこの節目を超えた。その後、2017年1月に2万ドルを突破している。



