ニューヨーク・タイムズによると、メタはReality Labs(リアリティ・ラブズ)事業で約10%の人員削減を計画しているという。この最新のレイオフで、同社の仮想現実(VR)ヘッドセットを開発する従業員数が減ることになる。
Reality Labsは、Meta Quest(メタ・クエスト)ヘッドセット、Ray-Banブランドのスマートグラス事業、そして「メタバース」として知られるVRソーシャルネットワークを手がける部門だ。
タイムズは、計画内容を知る匿名の3人の発言を引用し、そのうち1人は、レイオフが最終的に同部門の10%を超える可能性があると述べた。Reality Labsの従業員数は約1万5000人だという。
Business Insiderが入手したメモによると、メタの最高技術責任者(CTO)は、今年「最も重要」な会議を米国時間1月14日に予定しているとして、スタッフに対面での出席を求めた。
メタはこの報道へのコメントを行っていない。
メタ株は米国時間1月12日、終値で1.7%下落した。テック大手である同社の株価は年初来で2.7%下げている。
700億ドル(約11兆990億円)。複数のメディアによれば、Reality Labsは2020年の設立以降、累計でこの額の損失を計上してきたという。
同部門のレイオフは、芳しくない財務実績と結びついている可能性がある。Reality Labsはメタの最新四半期でも資金流出が続き、売上高4億7000万ドル(約746億円)に対して44億ドル(約6977億円)の損失を計上した。メタの財務責任者スーザン・リーは、Reality Labsの第4四半期の売上高は、前年同期に記録した水準(当時は11億ドル[約1744億円]の売上高を計上)を下回る見通しだと述べている。
メタは第3四半期の売上高が26%増となる512億ドル(約8兆1200億円)を計上し、予想を上回った。同社は数カ月前、人工知能(AI)部門であるSuperintelligence Labsで約600人のスタッフをレイオフしたばかりだ。



