フォーマルを装う機会が増える、これからの時季。品格とシックさ、そしてハレの席にふさわしいセレブレイトな祝賀ムードが、紳士のフォーマルには不可欠だ。またTPOに応じ、幅広いバリエーションから的確な一着を選び抜く、洗練の審美眼も問われる。そんな厳選のフォーマルで、艶やかな一夜を過ごしたい。
モダンに再解釈したイブニングが新鮮
かつて使用されていた登録商標「Marque L. Vuitton Déposée」シグネチャーを組み込んだ、クラシックなダミエ・モチーフをあしらったウール製ノーカラージャケット。ベルベットのようなフロック加工で表現されており、ブラックとグレーのトーン・オン・トーンゆえインパクト十分ながらも着やすい。シックなブラックのタキシードパンツと組み合わせれば、コンテンポラリーなイブニングスタイルが完成する。ノーカラーの襟元に映えるボウタイがドレッシーだ。
夜にこそ映える軽やかなスタイル
深みのあるネイビーブルーと繊細な光沢感がとても美しい、コットンシルクベルベットのタキシードジャケット。前合わせが浅めになった独自のデザイン「ワン アンド ハーフブレスト」により、りりしくも重厚すぎない現代的フォーマルスタイルが装える。ラペルのサテン素材は身頃のベルベットと同色になっており、シンプルで着こなしやすい表情。ホワイトのコーデュロイパンツを合わせた、クリーンで軽やかさのあるフォーマルが新鮮だ。
知性を感じさせる芸術的で奥深い表情
ラグジュアリーなイブニングスタイルを提案する「Giorgio’s コレクション」のタキシードジャケットは、オパール加工という特殊な加工で表現した透かし柄が特徴。独特の陰影がキアロスクーロ(ダ・ヴィンチが発明した明暗を対比させる芸術手法)効果を生み、立体的で深みのある表情に。ブラックのシルクサテンラペルやワイドパンツとのコントラストが、装いをシャープに引き締める。
幅広く活躍するタイムレスな着こなし
中世ローマで活躍した詩人にちなみ「Virgilio」と名付けられたイブニングジャケットは、創業75周年を記念して2020年に誕生。ワイドピークドラペルのシングルブレステッドというドレッシーなスタイルを備え、手作業による丁寧な仕上げによりディテールまで美しい。ラペルやポケットは共地なので、幅広いシーンで活躍するはず。上品なボルドーのベルベットと同系色のブラウンのシャツがベストマッチだ。



