働き方

2026.01.20 16:00

AI主導の職場で必要とされ続けるため、イノベーションを活用する「4つの方法」

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2. 適応力を重要視する

既存のAIツールでのスキルアップは良い出発点だが、現代のテクノロジーが急速に変化しているのも事実だ。そのため、今日最先端のツールやスキルが来年には時代遅れになっている可能性がある。イノベーティブなアプローチを維持するために鍵を握るのが適応力という基盤だ。実際、採用担当者は適応力を「今最も重要なスキル」と位置づけており、この特性が存在意義を保つためにいかに重要かを物語っている。

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McKinsey(マッキンゼー)は、回復力と適応力の高い従業員は不確実性や変化に対応する力が高いため、同僚よりも3.8倍イノベーティブだと報告している。この能力はおそらくかつてなく必要とされている。

もちろん、ビジネスの世界にはテクノロジーがマーケットを一新させる中で適応やイノベーションを拒んだ企業が数多く存在する。Netflix(ネットフリックス)がビデオレンタルチェーンのBlockbuster(ブロックバスター)を終焉に導き、Sears(シアーズ)がEコマースに適応しなかったのがいい例だ。適応力と継続的な学習を重視する労働者は似たような運命を避けることができる。

3. 起業して主導権を握る

雇用不安が広がる中で、思い切って起業する人が増えている。起業は単に人に雇われないということではない。商品やサービスの内容から、事業運営のプロセスに至るまで、すべてを自分でコントロールできるということだ。つまり、イノベーションの機会が限りなくある。

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テクノロジーの活用は、限られたリソースしか持たない場合でも、創業者がより多くを成し遂げるうえで大きな力を発揮している。会社設立登録数で米国第3位のビジネス構築プラットフォームTailor Brands(テイラーブランズ)の報告によると、米国の中小企業の85.8%は従業員が1人だけで、その55%は自宅で事業を行っている。Tailor Brandsは「技術の進歩は中小企業の公平な競争と独自の成長機会を生み出すのに役立っている。AI駆動の分析などのツールやデジタルマーケティングプラットフォーム、Eコマースの統合などのおかげで、中小企業の経営者は今や、かつてはチームを必要としていた仕事を1人でこなせるようになった」と指摘している。

適切なテクノロジーとイノベーターの考え方を持っていれば、小規模事業の経営はいつまでも価値を保つための強力な方法となる。

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翻訳=溝口慈子

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