アナリストはFRBが経済刺激策を再開する可能性を指摘
一方、トランプ大統領がFRBに対し、ここ数年よりもはるかに急速なペースで利下げを行うよう圧力をかける中、アナリストらはFRBが資産購入——量的緩和(中央銀行が市場から国債などを買い入れて資金を供給する金融緩和策)のような経済刺激策——を再開する可能性があると指摘している。
「FRBへの政治的圧力は、利下げにとどまらず、住宅の購入しやすさに直接影響を与えるための資産購入にまで及ぶ可能性が十分にあります」と、アリアンツのチーフ経済アドバイザーで、債券大手ピムコの元CEOであるモハメド・エルエリアンはXに投稿した。
今週、トランプ大統領は住宅ローン金利を引き下げるため、2000億ドル(約31.2兆円)規模のモーゲージ債(住宅ローン担保証券)買い入れプログラムを立ち上げると述べた。
ビットコイン価格は10月のピークである1ビットコイン当たり12万6000ドル(約2000万円)から大きく下落したが、2024年以前の水準と比べればなお大幅に高い。
ビットコイントレーダーで暗号資産デリバティブ(金融派生商品)の先駆者であるアーサー・ヘイズは「Run it f***-ing hot(クソ熱く経済を回せ)、ビットコインは100万ドル(約1億6000万円)へ」とXに投稿し、トランプの2000億ドル(約31.2兆円)のモーゲージ債に関する発言を引用しつつ「買いポジションを持っていないなら、それは間違いだ!」と続けた(注:「ビットコインは100万ドルへ」の発言は元の投稿では確認できないが、ヘイズは以前からそのような予想は行っていた)。
暗号資産取引所BitMEXの共同創業者で、現在はファミリー・オフィスのMaelstromを運営するヘイズは、ビットコイン価格が2026年初頭に20万ドル(約3100万円)に達すると予想していると述べてきた。
11月の中間選挙に向けた、景気・市場刺激策の強化を見込む
「ドルの量が拡大すれば、ビットコインと一部の暗号資産の価格は急騰します」とヘイズは今週のブログ投稿で書き、トランプは11月の中間選挙に向けて、景気・市場刺激策を強化していくと見込むと付け加えた。
「紙幣増刷が足りないせいでトランプが選挙に負けることはないと、確信していいでしょう」とヘイズは書いている。


