もう少し踏み込むと、その目標を達成するためにどんなことをしようかと思っているのかについても聞いてみるとよいでしょう。ただしこれがビジネス目標の設定のような会話になってはいけません。あくまでもカジュアルな会話の延長で聞いてみると、相手にとって決意を新たにするきっかけになるでしょう。
会話は仕事に関することに限る必要もありません。プライベートでの目標などもオープンに会話をすることができればより相手を理解することができます。
3. 自分の目標を伝える
相手の目標を聞いたうえで、こちらの目標にも興味を持ってくれればとてもよいコミュニケーションになります。持ってくれなくてもそれとなく自分はこんなことを考えているということを共有するといいでしょう。共通点が見つかったり、サポートしあったり、何か知恵をもらったりできることもあるでしょうし、何よりも上司と部下がお互いの目標を知って1年を始めるというのは素晴らしいスタートになります。
上司として少しだけ頑張ってほしいのは、なるべく言語化し、整理をし、部下に伝えられるようになっておくということです。もしそれができれば、メンバーにとってはそれが最大の刺激になるでしょう。
もちろん自分のプライベートな目標についても無理のない範囲で共有すると相手の自己開示も広がります。
年初の1on1はビジネスアジェンダを少し横においておいたとしても、メンバー一人一人のコンディションを把握して、来たる忙しい1年に備えることが、コンサートホールで美しいシンフォニーを奏でる第一歩になります。


