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消費経済:小売業とそれを改革する人々について執筆

Photo by Michael Loccisano/Getty Images for Toys'R'Us

Photo by Michael Loccisano/Getty Images for Toys'R'Us

クリスマス商戦はまだ先のことなのに、早くも血眼になった玩具業界関係者が、全米の小売店を駆けまわっている。

2013年に大ヒットしたディズニー映画「アナと雪の女王」関連玩具は、今なお人気だ。特に小売り大手のターゲットでは、その傾向が強い。189.99ドル(約2万2800円)で、映画の主人公らをイメージした子供用電動自動車は、生後18ヶ月から3歳児向けの玩具のトップリストに入っている。

だが、小売業界大手4社の関係者らは「スター・ウォーズ」こそが、今年のホリデー・シーズンの目玉になると予測する。J・J・エイブラムス監督による「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は、クリスマスの1週間前に公開される。

ウォルマートでは、既にeコマース・サイトに特設ページを作り、スター・ウォーズのクラッシク・シリーズを販売。115種類の台詞を話し、ライトセーバーを振りかざす、リアルなヨーダのフィギュアを約179ドルで販売している。

ターゲットはリモコン操作可能なBB-8ドロイドを79.99ドルで販売。トイザらスでは、バッテリーで点灯させるライトセーバーを49.99ドルで、また、R2-D2のフィギュアを159.99ドルで販売。いずれも、今年の売れ筋玩具トップ15に入っている。

既にR2-D2は完売状態で、同社としては、ホリデー・シーズンに備え、仕入れを増やしたいとしている(関連玩具には高額な商品もあるが、それらは子供のために買うというより、ルーカスのファンの大人が昔を懐かしんで購入しているという説もある)。

アマゾン・コムでは、レゴ社が手がけるスター・ウォーズのTIEファイター組み立てキットを199.95ドルで販売。ホリデー・シーズンのベストセラー20位に入っている。

スター・ウォーズ以外でも、レゴは今年のショッピング・シーズン全般で好調だ。デンマークで生まれた創業83年になる同社の組み立てセットは、小売り大手の全てでトップリストに食い込んでいる。

ターゲットでは、レゴ・フレンズの「ポップスター“コンサートツアーバス”」を59.99ドルで販売。8歳から12歳の年齢層のウィッシュリスト1位となっている。この年齢層のアイドルであるテイラー・スウィフトや、ワン・ダイレクションの認知度の高さが貢献したことも明らかだ。

同社は1年前にマテルを追い抜き、世界最大の玩具メーカーとなった。2012年に、レゴ・フレンズというシリーズを開始。4000万ドル(約48億円)かけたマーケティングを展開し、女の子を客層に取り込もう懸命だ。

レゴ・フレンズが大当たりした翌年の2013年には、同社の売り上げは25%増となった。女の子たちにファッションだけでなく、エンジニアや科学者にも興味を持たせたいとの願いを込めた、GoldieBlox(ゴールディーブロックス) やRoominate(ルーミネート)などの新シリーズが当たったのだ。

「スター・ウォーズ」やレゴと並び、他の玩具ブランドもクリスマス商戦に期待をかけている。バービーの199.99ドルの最新ドールハウスは複数の小売り大手でトップリストに入っている。また、スーパーマーケットで売られている商品をキャラクター化したShopkins(ショップキンズ)の玩具が、予想外の人気となっている。

このほか、 冒険心を持った子犬のグループが活躍するニッケルオデオンの漫画シリーズをベースにした玩具やゲームやコレクションを幅広く扱うPaw Patrol(パウ・パトロール)も人気を集めている。

文=クレア・オコナー( Forbes)/ 編集=上田裕資

 

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