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2026.01.16 08:15

受験当日の朝ごはん事情 パンより「米」が支持される理由

プレスリリースより

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大学受験当日は、受験生本人だけでなく、保護者にとっても落ち着かない一日だ。体調は万全か、朝ごはんは何を出すべきか、どんな声をかければいいのか。

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こうした受験当日の親心や実際の関わり方を明らかにするため、塾選ジャーナルでは、大学受験を経験した保護者を対象にアンケート調査を実施した。朝ごはんの内容や前日の過ごし方、当日の声かけやサポートなど、受験生を支えるために保護者がどのような工夫をしていたのかを尋ねている。

【調査概要】
調査対象:過去5年以内に大学受験を経験した子どもをもつ保護者(有効回答数100名)
調査時期:2025年10月
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットを使用した任意回答
調査レポート名:「受験当日の親のサポート」についての調査

受験当日の朝ごはん、主食は「米」が多数派

調査の結果、受験当日の朝ごはんは「和食」がもっとも多く、全体の約3分の2を占めた。次いで「パンなどの洋食」が続く。

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自由回答を見ていくと、「和食にこだわった」というよりも、主食をパンではなく「米」にしている家庭が多いことがうかがえる。試験当日の朝も、普段の生活(朝食)と大きく変えないことを意識しているようだ。

主食に米が選ばれていた理由は、大きく3つに整理できる。ひとつ目は、腹持ちの良さだ。長時間に及ぶ試験を想定し、途中で空腹にならないようにしたいという意識が見られた。日頃から学校生活を見据えて朝は米を食べさせている家庭にとって、受験当日も同じ判断だったと考えられる。

ふたつ目は、消化のしやすさへの配慮だ。朝から胃に負担をかけないようにしたい、体調を崩すリスクを減らしたいと考える保護者が多かった。油分の多い食事や食べ慣れないものを避け、いつも通りの内容に近づけている様子がうかがえる。

3つ目は、普段と変えないことで安心感を与えること。受験だからといって特別な献立にせず、日常の延長として朝ごはんを用意することで、余計な緊張を与えないようにしている家庭が目立った。

緊張で眠れないときの対応は「無理をさせない」

また受験前日は、緊張からなかなか眠れない受験生も少なくない。そうした場合、保護者はどのような対応をしているのか。

多かったのは、温かい飲み物を用意する、軽い会話で気持ちをほぐす、静かな音楽や落ち着いた環境を整えるといった対応だった。ストレッチや深呼吸など、体を緩める工夫をしている家庭もある。共通していたのは、無理に寝かせようとするのではなく、気持ちが落ち着くことを優先して見守っている点だった。

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文=福島はるみ

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