失ってもよい範囲でのみ投機を行う
紛争が起きるたびに、それを好機と捉える投資家が1人か2人は現れる。かつて中国が不安定だった時期に、ある投資家の息子が「市場が割安だから、母の老後資金は中国の低位株に投資すべきだ」と語ったことがあった。過度なリスクとった投機は、高いリターンをもたらす可能性もあるが、判断を誤ればすべてを失う恐れもある。
そのため私は、他の財務目標が十分に達成された後であれば、資金の一部で投機を行うのは構わないと伝えている。しかし、唯一の老後資金で投機的な投資を行うことは、勧められない。
結論
結論として、ベネズエラのような海外の紛争は短期的な市場変動を引き起こすことはあるが、長期的な投資戦略の本質を変えるものではない。投資家は、自身のリスク許容度に合った資産配分を行い、幅広く分散し、世界的な出来事に反応した場当たり的な行動を避けるべきである。ファイナンシャル・アドバイザーに相談することで、規律ある投資姿勢を維持するための有益な助言が得られる。投機は、財務的な目標を損なわず、失っても耐えられる範囲に限定すべきである。


