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2026.01.10 13:00

フレグランスと占星術は一大産業へ 星座が教える「あなたの香り」で自己表現

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調香師であり、17歳で自らのフレグランスブランド、Oscar Emil(オスカー・エミル)を立ち上げたオスカー・ヘデゴーは、占星術に詳しい自身の母親からインスピレーションを得ている。

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ヘデゴーは占星術を、「感情やエネルギーを言葉で表現するもの」であり、「非常に興味深く、感情的に強い結びつきを感じるもの」だと話している。香りと同じように「感情を理解し、常に自分とともにあるものに変換するための方法」のひとつであるとして、「香りが愛や失恋、変化といった瞬間をどのように表現するのか、とても興味があります。占星図を読むことはできませんが、重視しています」と述べている。

ヘデゴーが発売した6種類のフレグランスはすべて、人生の異なる時期において体験する感情を表現している。例えば「Mystique(ミスティーク)」は「愛と葛藤の間にある情熱的な緊張感を探求する」もの。大胆で魅惑的な、人間の複雑さを明確に表現するようなカシスとカラー、アンバー、ペッパーフュージョンのノートを取り入れている。

ミレニアル&Z世代が主な顧客層

香りについて、「感情地図」を作成するような捉え方をするこの考え方は、ウェルネスに関心が高まる現在のトレンドと合致したものといえる。マッキンゼーの調査によると、ウェルネス市場の規模はおよそ1兆5000億ドル(約235兆円)と推定されており、米国市場だけでも、その規模はおよそ5000億ドル(約78兆円)に達しているという。人口に占める割合が増加するZ世代とミレニアル世代は占星術とフレグランスのどちらの市場においても、最も急速に拡大している顧客層だ。

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占星術と香りを融合させる考え方は、日常的に使用するものにもパーソナルな、そして意義深いつながりを持ちたいという私たちの願望を反映するものだ。消費者は香りを自己表現のための投資と捉えており、フレグランス・香水市場におけるプレミアムフレグランスのシェアは、65.77%にのぼっている。

リマ・デシャポニエは、「出生図とフレグランスを結び付けて考えるとき、それは単なる香りを超えたものになると語る。

「それは、私たちが根本的に持つ特質を具現化し、私たちの魂が持つ青写真との調和を深めるために役立つものとなります」

「セント・アストロロジー」は私たちに、極めて個人的であり、古くからの知恵に根ざしたものである枠組みを提供してくれる。あなたの「シグネチャー・セント」はただ良い香りであるというだけでなく、宇宙の法則からみて適切だと感じられる香りでもある。

forbes.com 原文

編集=木内涼子

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