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2026.01.13 08:15

6割の人が年初に目標立てず。立てる人ほど満足度の高い一年に

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古くから日本には「言霊」という概念がある。発した言葉には力が宿り、口にしたことが現実になるという考え方だ。目標を言語化し、ビジョンとして掲げることは、進むべき方向を明確にする上で極めて重要なプロセスである。しかし、新たな一年の幕開けに際し、具体的に目標を掲げる人は少数派であるのが実情のようだ。

株式会社10(テン)が実施した「年末の振り返り・新年の目標設定」に関する調査によると、新年の目標を「立てない」と回答した人は全体の約6割に上った。さらに、「毎年しっかりと目標を立てる」と回答した人はわずか7%程度にとどまっている。

目標を立てない人の理由としては、「立ててもやらないことが多くて自己肯定感が下がるため」「立てても達成できると思えない」など、後ろ向きな発言が目立った。

しかし、今年の自分の評価が良いと回答した人は、目標を立てている人ほど高い傾向にあり、自分自身をポジティブに評価できるようだ。そうした人たちの意見を聞くと、鍵となるのが、達成を義務づけない「ゆるい目標設定」という考え方である。厳格なノルマや義務感に縛られるのではなく、自分の「やりたいこと」や「ありたい姿」をゆるやかに定義することが、結果として一年の幸福感や満足度を高めることにつながる。

近年では「やりたいことリスト100」のように、自分の望みを直感的に書き出し、手軽に管理できるノートやスマホアプリが普及している。こうしたツールを活用し、頭の中にある「言霊」を可視化することで、無意識のうちにチャンスを引き寄せ、充実した一年を送れるきっかけになるかもしれない。

出典:株式会社10「年末の振り返り・新年の目標設定に関する調査」より

文=飯島範久

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