
施設のチケットではデジタルと紙が拮抗する。ここでもアナログ派からはスマホの操作が面倒といった問題があげられたほかに、チケットを思い出として取っておくという紙媒体の重要な「用途」があげられた。
スタンプラリーとなると、これが完全に逆転する。通信制限や通信障害でスタンプを取得できなかったら悲しいなど、システム上の不備を指摘する声もあるが、確実に押した感じがある、スタンプ台を見つけるのも楽しい、紙に押したほうがその場に行ったと感じられるというアナログの「楽しさ」を訴える意見が目立つ。

この結果を受けて高速オフセットは、デジタルのメリットは情報検索能力などの利便性にあり、逆にデメリットは情報過多、面倒な操作、思い出として印象づけにくいことをあげている。それに対してアナログには情報量の少なさ、リアルタイム性の欠如、持ち運びの不便さといったデメリットがある一方で、旅の思い出になる、その場で得られる交流や楽しみがある、体験がワクワク感につながるなどのメリットを指摘している。
不思議なことに、どの質問でも「両方」という意見が極端に少ない。おそらく今後は、どちらがいいかではなく、両方のよさを活かした楽しいサービスの開発競争になるものと期待される。誰もが納得して楽しめるサービスを望みたい。


