Forbes JAPANが主催する「日本の起業家ランキング」のパートナー企業であるみずほ銀行が、ランキング評価委員会による審査とは別に同社の独自審査によって「〈みずほ〉賞」を選出した。
IT部門
ランディット 代表取締役 藤林謙太

設立|2021年5月
資本金|1億円(資本剰余金含む)
従業員数|122名(2025年10月1日現在)
事業内容|衛星、AI、カメラ、IoTを軸に駐車場の貸し手・借り手双方にソフトウェア・ハードウェアなどの7事業を展開。駐車場の自動決済システム化、自動運転車両向けの駐車場運営を実現するためにコネクテッドパーキング事業を展開。貸し手・借り手の駐停車に関わる課題を解消すべく、月極、時間貸し、予約とあらゆる駐車様式と法人・個人それぞれのニーズに対応するプロダクトを配備。駐車場にとどまらず、不動産・建築など駐車場と関係が深い業界とAI・IoTを接続するデータ企業の側面を持つ。
DeepTech部門
SUN METALON 共同創業者兼CEO 西岡和彦

設立|2021年2月
資本金|非公開
従業員数|52人(2025年10月1日現在、日米合計)※役員、契約社員、出向、派遣社員を含む
事業内容|金属の製造・リサイクル工程におけるCO2排出量を大幅に削減する新たな技術とソリューションを提供。この独自技術を搭載した省スペース・低コストが特徴の金属リサイクル装置「Venus」は、金属を扱う現場で発生する金属くずから不純物を除去し、その場で高純度素材として再生する。2021年の創業以来、日本と米国を拠点に、自動車・建機・製鉄など幅広い産業へ技術を提供している。
スタートアップは今や日本の国家戦略の中核に据えられ、その革新的な技術等によって創られる新しい未来への期待が一層高まっています。今回の〈みずほ〉賞の選考においても、「イノベーティブな事業に挑戦し、日本の経済・社会に大きなインパクトをもたらしているか」という点から、活躍する2社を選出しました。
IT部門は、急速に進展する産業DXの潮流を踏まえ、産業課題解決への貢献度やビジネスの成長可能性に着目し、審査を行いました。一方、DeepTech部門の審査は、社会課題へのインパクトの大きさ、テクノロジーの優位性、ビジネスモデルの持続可能性に重点を置いています。
IT部門で選出したランディットは、駐車場に関わるあらゆる業務の効率化に資するプロダクトを複数展開しています。駐車場業界は非効率な業務が多い一方で、建設・不動産・物流・自動車といった巨大産業に関わっており、個人・法人、国内・グローバルあらゆる市場への影響が大きい領域です。
同社は駐車場の運営事業者・ユーザー双方にメリットあるプラットフォームを提供することで、生産性の向上を実現します。店舗の空き時間帯の駐車スペースなど、これまで活用されてこなかった「遊休資産」に光を当て、シェアリングエコノミーの仕組みを通じて誰もが供給者になれるプラットフォームを構築。そうすることで土地所有者には新たな収益源を、地域には潜在的な駐車スペースという新たな資源をもたらし、地域経済の活性化など大きな社会的な貢献を果たしています。
さらに、藤林謙太代表取締役は総合商社にて建設・産業機械、自動車事業に従事するなど、BtoB事業への高い解像度を背景に同社を立ち上げ、常に顧客のニーズを捉え解決に貢献するような複数の優れたプロダクトをローンチしてきました。「移動の起点と終点」を押さえるハブとして、未来のモビリティインフラのリーダーとなることを期待しています。



