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2026.01.21 16:00

利益の先にあるもの──インテグリティを貫く経営者たち 「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2025 ジャパン」の表彰セレモニー

アシュアランス、コンサルティング、法務、ストラテジー、税務およびトランザクションのサービスをグローバルで展開するプロフェッショナル・ファームである「EY Japan」。2025年12月9日、EY Japanによってザ・リッツ・カールトン東京のグランドボールルームで開催されたのが「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2025 ジャパン」の表彰セレモニーだ。


EYは「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」というパーパス(存在意義)のもと、アントレプレナーの支援を行っている。その取り組みのひとつとして主催しているのが、「EY Entrepreneur Of The Year™︎(以下、EOY)」である。

EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーの表彰プログラムは、社会にポジティブなインパクトをもたらしてきたアントレプレナーの闘いの道のりと、さらなる成長や社会課題解決に向けての飽くなき挑戦をたたえるものだ。「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2025 ジャパン」の表彰セレモニーに先立ち、8人の選考委員を代表して石井芳明(独立行政法人 中小企業基盤整備機構 創業・ベンチャー支援部長)が述べた言葉の一部を抜粋してみたい。

「選考委員を務めていくなかで、私はアントレプレナーの皆さんの取り組み、そして熱意に感動しました。EOYのコミュニティで世の中を良くしていけたらいいと考えています」

「アントレプレナー、熱意、感動、コミュニティ、世の中を良くしていけたら」、これらの言葉のなかに、EOYの本義・本質が含まれている。

12名のなかから世界大会に挑む日本代表が決まる

「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2025 ジャパン」の勝者1名は、「EY World Entrepreneur Of The Year™︎(以下、WEOY)」に日本を代表して出場する権利を得る。

毎年6月にモナコで開催されている「EY World Entrepreneur Of The Year™︎」には約80の国や地域から代表者が集まり、さまざまなプログラムを経て世界一のアントレプレナーを決定する。

「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2025 ジャパン」には、下記の3つの部門が用意されている。各部門のファイナリストと共に紹介しよう。このなかから、「各部門の大賞」と「WEOY2026の日本代表」が決まる。

●マスター & ファミリービジネスリーダー部門

(業界や市場を代表する存在で、社会に長期的価値をもたらしている。すべてのアントレプレナーのロールモデルとなる存在)

石坂 典子(石坂産業 代表取締役)
田中 邦彦(くら寿司 代表取締役社長)

●エクセプショナル・グロース部門
(事業を成功に導き、注目度が高まっている。後進のアントレプレナーのロールモデルとなる存在)

上野山 勝也(PKSHA Technology 代表取締役)
垣内 俊哉(ミライロ 代表取締役社長)
片石 貴展(yutori 代表取締役社長)

●リージョナル・バイタライゼーション・リーダー部門
(地域発の新たな価値、唯一無二の価値などを創出し、日本や世界へ影響を及ぼしている存在)

芦田 信(JCRファーマ 代表取締役会長 兼 社長)
今村 健二(オーレックホールディングス 代表取締役社長)
桐田 直哉(カワトT.P.C. 代表取締役社長)
古野 重幸(フルテック 代表取締役会長CEO)
矢内 賢征(豊国酒造 代表社員)
山上 浩明(山翠舎 代表取締役社長)
山下 和洋(ヤマシタ 代表取締役社長 兼 リネンサプライ事業部本部長)

セレモニー会場は熱源の坩堝(るつぼ)と化した

表彰セレモニーでは、上記12名のファイナリストが順番に紹介されてステージに上がり、記念の盾と似顔絵が贈呈された。その際の挨拶で特に印象的だったフレーズをピックアップしておきたい。

「32歳で社長になって今年で35年。私は創業者ではありません。創業者ではなくても、何歳になっても、アントレプレナーシップとは何かを自分に問い続け、会社を大きくして、社会の役に立っていきたい」古野 重幸(フルテック 代表取締役会長CEO)

「私は、195年続く酒蔵の9代目。この賞は僕個人のものではありません。これまでの8代のアントレプレナーがつないでくれたものです。これからも精進して、地域を変え、福島を変え、日本を変えていきたい」矢内 賢征(豊国酒造 代表社員)

「私は、山口県でものづくりをしています。『ものづくりが海外に流出していくのを止める』『海外に出ていったものづくりを日本に呼び戻す』『世界から日本にものづくりの受注を呼び込む』という3つのフェーズを実現するべく、さまざまな取り組みを行っています。若者が地方で働くことを誇りに思えるような未来を創っていきたい」桐田 直哉(カワトT.P.C. 代表取締役社長)

「1975年に5人で創立し、今年で50周年を迎えました。研究に売り上げの30%を投入しながら、小児の希少疾病に焦点を合わせた治療薬の開発でグローバル化を進めています。世界で臨床試験を行っていくのは(資金面も含めて)大変です。しかし、やらなければならない」芦田 信 (JCRファーマ 代表取締役会長兼社長)

自身のアントレプレナーシップの現在地と未来展望を熱く語るファイナリストは、さんぜんと輝いていた。その輝きの強さ=思いの強さが、世界を変えていく熱源となっているのだ。EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2025 ジャパンの表彰セレモニー会場は、まさに熱源の坩堝(るつぼ)と化していた。

会場には、今回のファイナリスト以外にもまばゆい輝きをたたえたアントレプレナーが集まっていた。日本大会は今年で25年という節目を迎えているが、過去に表彰されてきた300名ほどのアントレプレナーのなかから実に多くの有志が来場していたのだ。

日本大会はザ・リッツ・カールトン東京のグランドボールルームにてディナー形式で行われた。各テーブルには2021年の勝者となって世界大会に進出した獺祭(25年6月1日より旭酒造から社名変更)の桜井博志会長の心遣いにより、獺祭のニューヨーク酒蔵で醸された「DASSAI BLUE」が凱旋(がいせん)帰国して振る舞われるなど、華やかな宴のムードのなかで進行していった。

歓談の時間も設けられ、各テーブルで、あるいはテーブルをまたいで、歴代のアントレプレナーたちが意義あるネットワーキングの時間を過ごしていたのである。

良心に基づいた企業活動の意義を世界に問う

歓談の後、ついに各賞の発表が行われた。マスター & ファミリービジネスリーダー部門の大賞とWEOY 2026の日本代表に選出されたのは、くら寿司の田中邦彦だ。エクセプショナル・グロース部門はPKSHA Technologyの上野山勝也、リージョナル・バイタライゼーション・リーダー部門はオーレックホールディングスの今村健二が大賞を受賞した。さらには、選考委員特別賞としてミライロの垣内俊哉が表彰された。

日本代表に選ばれた田中邦彦の表彰時には、会場に集まっていた歴代の日本代表が登壇し、日本の国旗を手渡しする儀式も行われた。

「もっとも大事なのは、『何のために企業を興すか』です。くら寿司は、戦前の日本の食卓は世界の食文化と比べても、自然と健康に寄り添ったものだったという考え方を踏まえ、『食の戦前回帰』という理念を掲げて、化学調味料・人工甘味料・合成着色料・人工保存料を一切使うことなく、無添加で安心・安全な食事を提供してきました。見えないところを大切にする。良心に恥じない仕事をする。これらは、社会貢献という意味では当然のことなのです。そのような日本文化の素晴らしいところを世界に発信していきたいと考えています」

閉会後、Forbes JAPANのインタビューに対し、くら寿司の田中邦彦は「ただただ、一生懸命に生きてきた人生です。今後においても、人として為すべきことを為したい」と語り、「それはすなわち、良心に基づいた企業活動です」と結んで瞳を輝かせた。

2026年6月、モナコで開催される「EY World Entrepreneur Of The Year™︎ 2026」において、日本文化に見られる「抜きんでたインテグリティ」が世界を照らす。

 EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー(EOY)


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