音楽

2026.01.10 12:00

2025年「最も稼いだミュージシャン」ベスト25、3位ビヨンセで2位はテイラー・スウィフト、首位は?

(写真左から)ビヨンセ、ザ・ウィークエンド、テイラー・スウィフト(Getty Images/Shutter stock.com)

9位 ザック・ブライアン

収入:7000万ドル(約109億円)

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9位 ザック・ブライアン(Photo by Taylor Hill/Getty Images for ABA)
9位 ザック・ブライアン(Photo by Taylor Hill/Getty Images for ABA)

2025年に最も稼いだカントリーアーティストとなったのが、ザック・ブライアン(29)だ。2025年5月にはワーナー・レコードと大型契約を結び、これまでの楽曲の出版権を売却するとともに契約を更新した。契約全体の評価額は3億5000万ドル(約546億円)とされ、フォーブスはこの取引による実質的な取り分を約4800万ドル(約75億円)とみている。楽曲のセールスや「Quittin’ Time Tour」の2025年公演からも2000万ドル(約31億円)超を稼いだ。ポールスターによると、このツアーは2024年10月に始まって以降に累計1億5960万ドル(約249億円)の興行収入を上げている。

10位 バッド・バニー

収入:6600万ドル(約103億円)

10位 バッド・バニー(Photo by Gustavo Caballero/Billboard via Getty Images)
10位 バッド・バニー(Photo by Gustavo Caballero/Billboard via Getty Images)

バッド・バニーは、2025年のスポティファイ「世界で最も再生されたアーティスト」に選出された。同タイトルの獲得は4度目となる。総再生回数が198億回に達した彼のストリーミングからの収入について、フォーブスは3000万ドル(約47億円)弱と推定している。ただし、この年の収入の柱となったのは、故郷プエルトリコで行った30以上のレジデンシー公演だ。「No Me Quiero Ir de Aquí(ここを離れたくない)」と題されたこの公演において、バニーは約4000万ドル(約62億円)を得たとフォーブスは推定している。2025年7月には映画『Happy Gilmore 2』に出演し、2025年9月には第60回スーパーボウル(2026年2月開催)のハーフタイムショーへの出演も発表された。

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11位 ポスト・マローン

収入:6200万ドル(約97億円)

11位 ポスト・マローン(L Paul Mann/Shuttersrock.com)
11位 ポスト・マローン(L Paul Mann/Shuttersrock.com)

ポスト・マローンは2025年7月、全米を巡る「Big Ass Stadium Tour」の最中に30歳の誕生日を迎えた。このツアーは興行収入1億9780万ドル(約309億円)を記録し、サンフランシスコで行われた完売公演では、6万5000人の観客がバースデーソングを合唱する一幕もあった。フォーブスは、このツアーによってマローンが手にした純利益を約5000万ドル(約78億円)と推定している。

12位 エド・シーラン

収入:6000万ドル(約94億円)

12位 エド・シーラン(yakub88/Shuttersrock.com)
12位 エド・シーラン(yakub88/Shuttersrock.com)

『Shape of You』で知られるエド・シーラン(34)は2025年9月、4年にわたって続いた「+=÷×」と題したツアーをついに終えた。同ツアーは累計8億7570万ドル(約1366億円)の興行収入を上げ、史上4番目に稼いだツアーとなった。そして同月には8作目のスタジオアルバム『Play』をリリースし、数学記号を冠したアルバムシリーズに区切りをつけた。今後のアルバム名は、音楽プレーヤーの操作記号に着想を得た新たなシリーズに移行するとされ、『Pause』『Rewind』『Fast Forward』に続き、最後は『Stop』になると報じられている。2025年12月には、『Play』を引っ提げた「Loop Tour」をスタートさせており、2026年6月には米国公演も予定されている。

13位 タイラー・ザ・クリエイター

収入:5300万ドル(約83億円)

13位 タイラー・ザ・クリエイター(Photo by Earl Gibson III/Deadline via Getty Images)
13位 タイラー・ザ・クリエイター(Photo by Earl Gibson III/Deadline via Getty Images)

タイラー・ザ・クリエイター(34)は2025年、ケンドリック・ラマーに次ぐ年間2番目の興行収入を誇るラップツアーを行い、約100公演で1億7450万ドル(約272億円)を売り上げた。2025年7月には、前作『Chromakopia』のリリースから9カ月という短期間で9作目のアルバム『Don't Tap the Glass』をサプライズ発表した。タイラーは、このアルバムを発売3日前に告知し、ロサンゼルスで開いたリスニングイベントのチケットを5ドル(約780円)で販売した。同アルバムは発売初週に19万7000ユニットを売り上げ、ビルボード200で初登場1位を獲得。これでキャリア通算4度目の首位となった。タイラーは、全カタログで世界累計975万ユニット相当を2025年末までに販売し、ロイヤルティ収入として約2500万ドル(約39億円)を得たとフォーブスは推定している。

14位 メタリカ

収入:5300万ドル約83億円)

14位 メタリカ(Bill Raymond/Shuttersrock.com)
14位 メタリカ(Bill Raymond/Shuttersrock.com)

メタリカは2025年もツアーを継続し、2023年に始まった「M72 World Tour」で30都市以上を回った(2026年に終了予定)。同ツアーの30公演のスタジアムライブによって、メタリカは、グッズ販売を含めて約4000万ドル(約62億円)を稼いだとフォーブスは推定している。公演ごとにセットリストを変える「ノー・リピート」方式を採用したことも話題を呼び、興行収入を押し上げた。

15位 レディー・ガガ

収入:5200万ドル(約81億円)

15位 レディー・ガガ(Photo by Samir Hussein/Getty Images for Live Nation)
15位 レディー・ガガ(Photo by Samir Hussein/Getty Images for Live Nation)

レディー・ガガは2025年3月に発表したスタジオアルバム『Mayhem』で、ビルボード200初登場1位を獲得。これで同チャート首位は7作目となった。ブルーノ・マーズとの共演曲『Die with a Smile』により、通算14度目となるグラミー賞も手にしている。夏に開始した15カ国を巡るワールドツアー「The Mayhem Ball」は、2026年4月まで続く予定で、ビルボード・ボックススコアによると、北米公演の序盤のみで興行収入はすでに1億ドル(約156億円)を超えている。また2025年5月、ブラジル・リオデジャネイロのコパカバーナ海岸で無料公演を行い、250万人を超える観客を魅了した。

16位 ビリー・アイリッシュ

収入:5200万ドル(約81億円)

16位 ビリー・アイリッシュ(Featureflash Photo Agency/Shuttersrock.com)
16位 ビリー・アイリッシュ(Featureflash Photo Agency/Shuttersrock.com)

ビリー・アイリッシュ(24)は、2025年「最も稼いだミュージシャン」の最年少メンバーだ。16歳で音楽活動を本格的にスタートし、2019年版のフォーブス『Forbes 30 Under 30』に選ばれた。現在の収入規模は、すでに「8桁ドル」(1000万ドル[約15億6000万円]以上)に達している。2025年11月に「Hit Me Hard and Soft Tour」の海外公演を終えたアイリッシュは、この1年で約70公演を行い、過去12カ月間の興行収入は推定1億9000万ドル(約296億円)に達した。

アイリッシュは2024年、客席にマーク・ザッカーバーグがいた公演で、「ビリオネアのあなたは、なぜビリオネアでいるの?」と問いかけ、議論を呼んだ。現状の勢いが続けばいずれアイリッシュは、同じ疑問を自分自身に向ける日が来るかもしれない。

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翻訳=上田裕資

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