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2026.01.06 15:00

2025年、AIブームで生まれた注目の「新ビリオネア」15人

(写真左から)アントン・オシカ、ブレンダン・フーディ、ルーシー・グオ(Getty Images)

ルーシー・グオ

純資産:14億ドル(約2184億円)

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ルーシー・グオ(Photo by Joe Scarnici/Getty Images for ELLE)
ルーシー・グオ(Photo by Joe Scarnici/Getty Images for ELLE)

○資産源:Scale AI○国籍:米国

2016年にアレクサンダー・ワンとともにデータラベリング企業Scale AI(スケールAI)を共同創業したルーシー・グオ(31)は、メタが同社の株式49%を取得したことで、テイラー・スウィフトを抜き、「世界で最も若い自力で富を築いた女性ビリオネア」となった。グオは2018年にScale AIを離れたものの、株式を保有し続けており、その持ち分は現在、約3%まで希薄化している。彼女はまた、2社目のスタートアップとして、コンテンツ制作者向けのサブスクリプションアプリで、Patreon(パトレオン)に似た仕組みを持つPasses(パシズ)を創業しており、同社の評価額も1億5000万ドル(約234億円)超に達している。

これらを合算すると、グオの純資産は約14億ドル(約2184億円)に上るとフォーブスは推計している。ただし12月には、29歳の予測プラットホームKalshi(カルシ)の共同創業者ルアナ・ロペス・ララが、グオから世界で最も若い自力で富を築いた女性ビリオネアの称号を奪っている。

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マイケル・トゥルーエル、アマン・サンガー、スアレ・アシフ、アルヴィド・ルンネマルク

純資産:各13億ドル(約2028億円)

マイケル・トゥルーエル(Photo by Kimberly White/Getty Images for Fortune Media)
マイケル・トゥルーエル(Photo by Kimberly White/Getty Images for Fortune Media)

○資産源:Cursor○国籍:米国、パキスタン、スウェーデン

AIコード作成ツールを手がけるCursor(カーソル)は11月、23億ドル(約3588億円)の資金調達を実施し、評価額は、創業から3年のスタートアップとしては異例の293億ドル(約4.6兆円)に達した。エヌビディア、アドビ、ウーバー、ショッピファイ、ペイパルなどを顧客に持つ同社は、年換算売上高が10億ドル(約1560億円)を超えたことも明らかにしている。フォーブスの推計では、4人の共同創業者はいずれも同社の株式を約4%ずつ保有している。

マティ・スタニシェフスキ、ピオトル・ダブコフスキ

純資産:各11億ドル(約1716億円)

マティ・スタニシェフスキ(Photo by Jeff Spicer/Getty Images for SXSW London)
マティ・スタニシェフスキ(Photo by Jeff Spicer/Getty Images for SXSW London)

○資産源:ElevenLabs○国籍:ポーランド

人間の声に近い音声を生成するAIモデルを提供するElevenLabs(イレブンラボ)は、累計3億ドル(約468億円)の資金調達を経て、2025年10月に評価額66億ドル(約1兆円)に到達し、共同創業者の2人をビリオネアへと押し上げた。欧州で最も価値の高いスタートアップのひとつとされる同社の直近12カ月の売上高は、約2億ドル(約312億円)に達している。その半分は、カスタマーサービスの電話対応や採用面接などに同社のツールを活用するシスコやトゥイリオといった大企業からの収益だ。残りの半分は、YouTubeやポッドキャストのクリエイターなどの個人からの収益という。フォーブスは、共同創業者2人がそれぞれ約17%の株式を保有していると推計している。

forbes.com 原文

翻訳=上田裕資

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