まとめ
「高収入は、精神的な健康を犠牲にすることで得られるものではない」と、レジュメ・ジーニアスのキャリア専門家であるエヴァ・チャンは結論づける。「給料が高ければ、ストレスがあるのは当然だという誤解が広がっている。しかし実際には、構造化され、安定性があり、高圧的な不測事態が少ない職業のほうが、はるかに持続可能で、かつ同等の経済的見返りをもたらす」
レジュメ・ジーニアスの専門家は職場のメンタルヘルスに一層注目しているが、あるデータは、職場における燃え尽き症候群が拡大していることを示している。従業員の90%が職場でストレスを感じ、50%が業務過多による生産性の低下を訴え、77%が健康への悪影響を主張している。
米国の労働者1000人を対象にしたマイ・パーフェクト・レジュメの調査では、63%が週に何度も燃え尽きを感じており、55%がその重症度を中度から重度と評価し、45%が仕事のストレスを理由に誕生日や休暇をキャンセルしている。
マンハッタン・メンタル・ヘルス・カウンセリングによれば、メンタルヘルス休暇、週4日勤務、ウェルネス手当、ハイブリッド勤務といった福利厚生は、この問題を解決していないという。「燃え尽きは職場だけの問題ではなく、文化の問題だ。過度な働き方を評価し続ける限り、福利厚生は問題の表面をなぞるにすぎない」と同団体は説明する。
燃え尽きは名誉ではないと宣言する専門家は、増えている。精神的な健康を重視し、高収入ながら日々のストレスが少ない仕事を得たいと考える人に対し、レジュメ・ジーニアスの専門家は、身体的な負担が少なく、リモート勤務が可能な職種に注目するよう助言している。高収入を得るために、心身の健康を犠牲にする必要はない。低ストレスと高収入、そして健全な生活は両立可能なのだ。


