外観
外観に関して言えば典型的な4ドアセダンだが、退屈または野暮ったいというよりも、目立つことを嫌うスタイリッシュな印象だ。特にフロントエンドのアグレッシブなグリル、ボンネットの鋭角的で彫刻的なライン、そして車体周囲を取り巻くシャープな造形が魅力的だ。この試乗車を初めて目にしたとき、ボンネットの下にダイナマイトを抱えているような印象を即座に抱いた。実際にはそれほど強力なエンジンは持っていないが、見た目はカフェインを摂取したように活気が漲っており、それゆえに魅力的で粋である。
内装
車内は、まず第一に広々としているが、背の高いドライバーがより快適な姿勢を取れるように、運転席をさらに下げることができる。後部座席も同様、空間に余裕がある。視覚的には、助手席手前からセンターコンソールまで伸びるインテリア同色(試乗車の場合は赤)の装飾が気に入った。「車内をまとめる効果がある」と言っていいだろう。
デュアルゾーンオートエアコンは全車標準装備で、後部座席にも空調の吹き出し口が備わる。試乗した「XSE」グレードの鮮やかな赤いレザー内装も魅力的だった。さらに、数段階に調整可能な前席シートヒーター、ハンドル表面を温めるステアリングヒーター、色調が変更できる車内アンビエント照明、遮音性を高めるアコースティックガラス、自動防眩バックミラー、調整可能な後部座席ヘッドレストなとが装備されている。全体的に一体感があり、上手な運転を促すように感じられるインテリアだ。


