物価上昇が続く中、副業への関心は高まっているものの、実際に一歩を踏み出せない人が多い。その背景には、時間的制約だけでなく、自分のスキルや知識に対する不安が大きく影響していることが、クラウド会計ソフトなどを提供するfreeeの調査で明らかになった。
同社の調査によると、副業を実施していない会社員に「これまで副業を実施してこなかった理由」を尋ねたところ、「副業をする時間の余裕がない」と「知見やスキルが不足していると思うから」が、ともに26.3%で同率トップとなった。

この結果は、副業を阻む要因が「時間がないという物理的な制約だけではない」ことを示している。実は心理的なハードルが副業への参入を妨げている実態が浮き彫りになった。
物価上昇への不安は8割近くに
調査では、会社員の77.5%が日常生活で物価上昇を実感していると回答。さらに、現在のキャリアで将来の物価上昇や生活費に対応できるか不安を抱えている人も77.1%に上った。

物価高への対策として、副業を実施していない会社員が最も関心を示したのは「ポイ活」で、次いで「節約」だった。一方、すでに副業を実施している会社員は「さらなる副業」に意欲を示しており、両者の間で明確な行動パターンの違いが見られた。



