こうした急伸の背景には、マスク率いる宇宙開発企業のスペースXが8000億ドル(約124.8兆円)の評価額で株式公開買い付けを実施したことがある。この評価額は8月時点の4000億ドル(約62.4兆円)から倍増しており、これによりマスクの資産額はおよそ1680億ドル(約26.2兆円)押し上げられた。その後、デラウェア州最高裁が、マスクが持つ約1390億ドル(約21.7兆円)相当のテスラの株式オプションを無効とした下級審判決を覆したことで、彼の資産額は約7500億ドル(約117兆円)まで増加した。フォーブスは2024年1月以降、これらの株式オプションの価値を50%割り引いて評価していたからだ。
マスクは現在、史上初の資産総額1兆ドル(約156兆円)に向けて突き進んでいる。2025年11月、テスラの株主は、同社が今後10年間で複数の目標を達成した場合、約1兆ドル規模の価値を有する可能性のある報酬パッケージをマスクへ付与することを承認した。


