キャリア

2026.01.09 07:15

30〜40代「キャリア後悔ランキング」 生涯年収で数千万円の差がつく現実

AdobeStock(写真はイメージです)

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年の始まりは、これからの働き方やキャリアをどう設計するかを考える節目でもある。今年はどんなスキルを身につけ、どの方向に進むのか。そうした問いを、改めて自分に投げかけている人も多いだろう。

株式会社CAREER FOCUSが30代・40代の正社員を対象に実施した調査では、過去のキャリア選択について「後悔がある」と答えた人が多数を占めたことがわかった。以下は後悔しているキャリア選択のトップ10だ。

キャリアへの後悔ダントツ1位は「英語・語学学習をしなかったこと」。続いて「専門資格・スキルを習得しなかった」「もっと早く転職すべきだった」が続いた。

キャリアの後悔は年収で「数千万円」の差に

調査では、キャリア選択によって生じた機会損失を「生涯年収ベース」で試算している。その結果、「あの時やらなかったことで損失した額」は平均でも一千万円単位にのぼり、ケースによっては数千万円規模の差が生じる可能性があるとされた。

後悔を「気持ちの問題」としてではなく、金額に換算して示した点は興味深い。「あの時やらなかった」ことで資産形成に多大な差が出ることを可視化されると、「やはりやっておけばよかった」と後悔がよりキリキリと身に食い込むようだ。

「キャリアに対する後悔を初めて強く感じた年齢」は、以下に集中した。
・28歳前後:34.2%(同期との差、転職市場での評価を意識)
・32歳前後:27.8%(結婚・出産などライフイベントとの両立)
・35歳前後:41.6%(昇進機会の喪失、市場価値の低下を実感)


「後悔」とはある日突発的に生まれるものではなく、キャリアの分岐点が集中する年齢で生じていると読み取ることもできる。特に35歳は「キャリアの分岐点」であり、この年齢を境に「やり直しが効かない」という焦燥感が急激に高まる傾向が見られた。

次ページ > 「後悔」を回収・リカバリーした人たちの共通点とは

文=福島はるみ

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