あっと言う間に激しい恋に落ちる人もいれば、恋愛に対して慎重な人もいるのはなぜなのだろうか。最初は有頂天になるのに、時が経つとうんざりするカップルがいるのはなぜなのだろうか。そして「今回は違う」と誓っても、なぜ同じ恋愛パターンを繰り返してしまうのだろうか。
心理学的観点から見ると、恋愛行動は私たちが思うほど「無作為」ではない。性格特性や愛着スタイルと同様に、ほとんどの人は比較的安定した恋愛観、つまり愛や親密さ、パートナーシップを経験する習慣的な方法を発達させる。この恋愛観は私たちがひかれるタイプや愛情表現、恋愛関係で安心感を得るために必要なものを形作る。
自分の恋愛タイプが把握できるよう、筆者は科学に基づく簡易の「ロマンティック・パーソナリティ・クイズ」を作成した。その人の主要な恋愛原型と、最も共通点の少ない「正反対のタイプ」を明らかにするものだ。ぜひ試してみてほしい。楽しみながら自己を省み、新たな発見が得られる。
このクイズの目的は診断や分類ではない。恋愛に関する意思決定を導く感情的な論理について、じっくり考えることを意図している。
心理学体系としての恋愛性格
心理学では長年、人々は感じ方だけでなく、感情的経験の整理という点でも異なることが指摘されてきた。
恋愛関係において、こうした差異は主に以下の反復的な心理的次元に集約される傾向がある。
・感情面の脆弱性:自分の考えや不安をどれだけ率直かつ迅速に共有するか
・愛着の傾向:親密さや優先度をどれだけ求めるか
・感情的強度:情熱・興奮・高揚感が恋愛の核心となる度合い
・恋愛観:関係を理想主義的あるいは現実主義的にとらえるかどうか
これらの傾向は併せて、愛の「あるべき」姿に関して内面で抱く一種の青写真となる。やがてこの青写真は馴染み深いものとなり、自己強化的になる。
2人が互いにつながりを望みながら、持続的に不一致を感じるのはこうした理由からだ。2人は異なる青写真に基づいて行動しているのかもしれない。反対の青写真が魅了しないわけではないが、愛の不一致の背後にある「理由」を知ることが重要だ。
日常における恋愛観の違いの表れ方
恋愛観は大体が暗黙のものであるため、個人の欠点と誤解されがちだ。
カップルの一方は頻繁な感情共有を親密さと解釈し、もう一方はそれを圧倒的なものに感じるかもしれない。一方は愛を激しさや情熱と同一視し、もう一方は愛を安定や穏やかさと結びつけるかもしれない。こうした違いが特定されない場合、努力不足や献身不足、共感の欠如として解釈され得る。
実際には、こうした対立は通常、思いやりの違いではなく、感情調節の差異を反映している。
恋愛観を理解しても意見の相違は消えないが、関係のダイナミクスが理解しやすくなり、思いやりに満ちた共有体験につながる。
科学に基づくその他の恋愛行動モデル
ロマンティック・パーソナリティ・クイズは、恋愛関係パターンの見方の1つに過ぎない。恋愛関係についての心理学には、人々の恋愛観がどのように、そしてなぜ異なるのかを明らかにする確立された枠組みが複数ある。
最も影響力のあるのが愛着理論と愛の言語だ。



