2026.01.02 11:00

2026年に訪れるべき世界最高の都市 東京が3位を維持、京都は観光実績で10位に

2026年に訪れるべき世界最高の都市に選ばれたフランスの首都パリ(Shutterstock)

世界で最も多くの観光客が訪れる都市

ユーロモニターは世界で最も訪れる価値のある都市を格付けするだけでなく、各国の観光統計を分析し、世界で最も訪問者数の多い都市をランキング形式で発表している。

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タイの首都バンコクは2年連続で世界一訪問者数の多い都市の称号を獲得した。同市は昨年3000万人以上の外国人観光客を受け入れ、通貨圧力や近隣の他の都市との競争にもかかわらず、世界で最もにぎわう観光地としての地位を維持。幅広い魅力や海外からの交通の便の良さ、観光政策や社会基盤への継続的な投資によって多くの観光客を引きつけている。

世界で2番目に訪問者数の多い都市は中国の香港で、前年から2つ順位を上げた。ロンドンは2年連続で3位の座を確保。アラブ首長国連邦(UAE)のドバイと中国南部のマカオは強力な航空網と国際的な接続の良さを背景に、上位5位以内に入った。

観光実績で見る世界の都市

総合ランキングに加え、ユーロモニターは観光実績にも注目し、国内需要、海外からの訪問者数、社会基盤投資の組み合わせによって成長をけん引している都市を明らかにした。

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それによると、米フロリダ州オーランドが観光実績ランキングで首位に立った。同市は主に堅調な国内観光客に支えられ、2位のニューヨークを大きく上回った。この勢いは、ユニバーサル・エピック・ユニバースの開業やディズニーワールドの絶え間ない改善といった人気テーマパークの拡張に加え、国際サッカー連盟(FIFA)クラブワールドカップの開催などによって加速した。

サウジアラビアのメッカが3位に入り、4位のパリ、5位のトルコ・アンタルヤがこれに続いた。国際線の到着数に関しては、8位のドバイが最多を記録し、圧倒的な存在感を示した。7位のロサンゼルスは堅調な国内需要と回復傾向にある海外からの旅行者による恩恵を受けた。

旅行者の最新の動向

ランキングを超えて、ユーロモニターは旅行に関する最新の動向を分析している。大きな変化の1つは、量から質への移行だ。オーバーツーリズム(過剰観光)が社会基盤や地域社会に負担をかける中、滞在期間が長く、消費額が多く、責任ある行動を取る訪問者を優先する都市が増えている。

ポポワ部長は次のように述べた。「経済的な逆風や地政学的な不確実性の中でも、2025年の世界的な旅行需要は驚くほど回復力を見せた。ランキング上位100都市に海外から到着した旅客者数は前年比8%増の7億200万人に達し、都市は適応し、革新し、旅行者が依然として魅力的だと感じる体験を提供し続ける能力を示した」

持続可能性は都市の競争力を決定付ける要素であり、特に都市が環境や社会の圧力の高まりに直面する中で重要性を増している。同時に、AIが差別化要因として台頭しており、主要観光地ではスマートシティー構想や電子行政サービス、AIを活用した観光管理などへの投資が進められている。ポポワ部長は、最新版のランキングは、現在繁栄しているだけでなく、都市観光の未来の基準を打ち立てている目的地を浮き彫りにしていると結んだ。

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翻訳・編集=安藤清香

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