働き方

2026.01.09 13:00

2026年、最もストレスの大きい職業は? その環境下でも生き残る方法 米国

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多くの研究は、ストレスが誰にでも等しく襲いかかるものだと示している。

データによれば、従業員の90%が職場でストレスを感じ、50%が「業務過多で生産性が下がる」と答え、77%が「ストレスが身体の健康に影響している」と訴えている。また交代勤務はストレスが非常に高く、「shift sulking(交代勤務による落ち込み)」と呼ばれることさえある。

2026年になりますますストレスが増加する中、最もストレスの大きい仕事を知り、燃え尽きを防ぐ方法を理解することが重要だ。

2026年、最もストレスの大きい仕事

Deputyのシルビヤ・マルティンチェビッチCEOによれば、労働者は限界まで酷使され、難しい顧客や人手不足のチームを相手にしながら、情緒的な疲弊、不安、仕事への離脱感も抱え込んでいる。

ストレスと活力管理のアプリであるWelltoryの分析は、最もストレスの大きい仕事を特定しようとした。研究者が、2025年に米国で最もストレスの大きい業界について、独自のランキングを作成した。業界は規模に基づいて選定され、次の7つの要因で順位付けされた。

週当たり平均労働時間:労働時間が長いほど、業務負荷が高く、ストレス水準も上がりやすい
求人率:業界内の空き求人の比率で、人手不足を示す。通常、既存の労働者により多くの負担がかかる
職場の負傷・疾病率:大きいほど、肉体的に厳しい、または危険な作業環境であることを反映する
週当たり平均賃金:低賃金は金銭的ストレスにつながり、特に業務負荷が大きい業界では影響が大きい
解雇・レイオフ率:レイオフや解雇の発生頻度を示す。大きいほど雇用不安が強まり、ストレスにつながりやすい
自己都合退職率:自発的に退職する従業員の割合。大きい数値は、不満、燃え尽き、またはストレスの大きい労働条件を示唆することが多い
労働者のバーンアウト率:疲弊、意欲低下、精神的疲労といった燃え尽き症状を報告する従業員の割合を反映し、職場ストレスの直接的指標となる

Welltoryの研究者は、異なる尺度で測定された値を同じ範囲に収めて公平に比較するため、標準的な正規化手法(異なる尺度で測定された値を同じ範囲に収めて公平に比較する方法)用いた。この手法を使って各業界を1〜100の尺度で順位付けし、米国で最もストレスの大きい上位の業界と、そのストレス・スコアを公表した。

・レジャー・ホスピタリティ(66)
・専門・ビジネスサービス(56)
・運輸・倉庫(53)
・鉱業・伐採(50)
・民間の教育・医療サービス(46)
・情報(43)
・建設(43)
・小売(42)
・公益事業(電気・ガス・水道等)(42)

ランキングは、レジャー・ホスピタリティが最も大きいストレス・スコアで首位であることを示している。報告書によれば、不規則な勤務時間、対顧客業務、低賃金がこの業界の仕事をストレスフルにする主要因である。

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翻訳=酒匂寛

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