世界にはいくつか、はるかに期待を超えるすばらしい「年明けの瞬間」を体験できる都市がある。伝説的な花火ショーから市街地の通りで夜通し行われるパーティーで知られる都市で迎える新年は、生涯忘れられない記憶となるだろう。
海外旅行用のeSIMを提供するHolafly(オラフライ)は、大みそかのイベント、この季節の気候、宿泊料金、治安など、旅行先としての魅力に影響を及ぼす複数の要素を基準として、各国の都市で過ごす大みそかについて調査を実施。新年を迎えるために訪れるべき都市のランキングを発表した。以下、そのトップ5に入った都市を紹介する。
1. ニューヨーク
大みそかのニューヨークほどのエネルギーが感じられる都市は、他にほとんどないだろう。タイムズスクエアで行われる象徴的なカウントダウン・イベント、「ボール・ドロップ」には毎年、数百万人の旅行者たちが集まる。花火、屋上でのパーティー、ニューヨーク市の5つの行政区すべてで行われる祝宴は、真夜中を過ぎても延々と続く。この時期の寒さは厳しいが、その雰囲気を味わうために、訪れる価値は十分ある。
2. シドニー
華々しい花火と温かい気候、そして治安の良さでランキングの2位につけたのは、オーストラリアのシドニー。その他の都市に先駆け、世界で最も早く新年を迎える都市のひとつ。大みそかには、シドニー湾にかかるハーバー・ブリッジとオペラハウスを照らし出す花火ショーが行われ、街なかお祭り騒ぎを楽しむ人たちであふれる。
3. ドバイ
ドバイの大みそかを表現するなら、まさに「ラグジュアリー」。花火と光のショー、高級感あふれるパーティー、ウォーターフロントで行われるイベント、そして治安の良さ、冬も温暖な気候などの項目で、高評価を得ている。
4. ロンドン
ロンドンは、クリスマスから大みそかまでの華やいだ雰囲気で世界的に知られる都市のひとつ。市内の各地でそうした雰囲気が味わえることや、目を見張るような景色で高得点を獲得した。
また、ロンドンには毎年、新年を迎えた瞬間に打ち上げられる花火を見るため、世界中から大勢の人々が詰めかける。観光名所のひとつ、「ロンドン・アイ」から打ち上げられる花火は、「ビッグ・ベン」としても知られるウェストミンスター宮殿(国会議事堂)の時計台、「エリザベス・タワー」を夜空に美しく浮かび上がらせる。
5. マイアミ
温かい場所で大みそかを過ごしたいという人が向かうべき場所は、米フロリダ州マイアミ。5位に入ったこの都市は、24時間営業の店も多く、活気あるナイトライフシーンが魅力のひとつ。クラブやビーチフロントで行われるパーティーでは、エネルギッシュな雰囲気を味わうことができる。写真は、花火に彩られたマイアミの夜景。



