「オールドソウル」の特質を支える人格科学
オールドソウルという表現自体は詩的だが、オールドソウルとされる特質は確立された心理学的な概念と重なる部分が多い。
例えば、このタイプだと思う人は内向性、特に社会的引きこもりではなく内省的な側面で高いスコアを示すことが多い。一般的な認識とは異なり、内向性は恥ずかしがり屋であることとは関係ない。内向的であるかどうかは、人がどこからエネルギーを得るか、そして経験をどのように処理するかということと関係がある。
また、性格特性の分類法「ビッグファイブ」の1つである経験への開放性とも重なる部分がある。開放性は新奇性の追求と結びつけられることが多いが、知的探究心や美的感受性、複雑さの理解も含まれる。これらはオールドソウルの枠組みに合致する資質だ。
関連する概念として時間的な視点がある。研究では、現在よりも過去や未来を自然に重視する人がいることが示されている。歴史や伝統、遺産への関心はより長い時間軸で思考する認知的傾向を反映している可能性がある。
最後に、多くのオールドソウルの特徴は感情調節やメタ認知(自らの思考や感情を距離を置いて観察する能力)の側面と一致する。感じたことを習慣的に振り返る人は単に内面で処理しているだけの場合でも穏やかで賢明に見えることが多い。
早くから「オールドソウル」である理由
興味深いことに、オールドソウルと自認する人の多くは幼い頃からそう感じていたという。これは部分的に発達心理学で説明できる。
気質の違いは人生の早い段階で現れる。生まれつき観察力や内省力がある子どもがいる。これらの特性は年齢とともに消えるわけではないが、新奇性の追求や社会的比較が頂点に達する思春期や若年成人期に同世代と比べるとより顕著に感じられることがある。
また、責任や感情的な複雑さに触れるといった幼少期の経験が内省的な傾向を加速させるという証拠もある。これは意味や時間、感情の深さへの関わり方を形作る可能性がある。
繰り返しになるが、これらは優越性や欠陥を示唆するものではない。単に人の性格形成における違いを反映しているに過ぎない。


