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2025.12.31 16:00

世界最高の「テキーラ」──2025年のコンペを制した11本

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レポサド・テキーラ(REPOSADO TEQUILA)

4. Tequila Campo Azul(テキーラ・カンポ・アズール)1940 Reposado、アルコール度数40%(ABV)、750ml。NOM: 1416

このテキーラは、IWSCからGold Outstandingメダルを受賞したほか、複数の賞を獲得した。2025 Agavos Awardsは、生産者のHigh Proof Blancoも評価した。

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このテキーラは伝統的手法で造られている。自然(野生)酵母で発酵し、アメリカンホワイトオーク製の元バーボン樽で6カ月熟成させる。

香りは、調理したアガベ、ハーブ感のあるグリーンアガベのノート、熟成オーク、蜂蜜のような甘み。口当たりは甘くリッチで、アーモンド/マジパン、ベーキングスパイス、熟成オーク、ほのかなバニラとキャラメルのノートがある。余韻は長く、甘みがあり、わずかに旨味を帯び、グリーンオリーブのハーブ香と胡椒のヒントが残る。

5. Aguasol(アグアソル)Reposado、アルコール度数40%(ABV)、750ml。NOM: 1123

このテキーラはTop Shelf Awardsで「Best Reposado Tequila」に選ばれた。SFWSCではダブルゴールド・メダルを獲得し、ほかのコンペティションでもメダルを得た。

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生産は、テキーラの町のすぐ外、El Arenal(エル・アレナル)にあるCascahuín Distillery(カスカウィン蒸留所)で行われる。主に地元調達のアガベを使用する。瓶詰め前に、元バーボンのアメリカンオーク樽で3カ月間レストさせる。

香りは、調理したアガベ、キャラメル、ほのかなオークスパイス、バニラのヒントで、わずかにワックスのようなノートがある。口当たりはアガベ主体で、調理/キャラメリゼしたアガベ、オレンジの皮、バニラとキャラメルのノート、樽由来のほのかな甘み、熟成オーク、そして胡椒感がわずかに現れる。余韻は中程度の長さで、ややドライに締まり、熟成オーク、胡椒、わずかなハーブ由来の苦みが残る。

6. Tequila Volcán de Mi Tierra(テキーラ・ボルカン・デ・ミ・ティエラ)Reposado、アルコール度数40%(ABV)、750ml。NOM: 1523

このテキーラはAgavos Awardで「Best Reposado Tequila」を受賞した。SFWSCやほかのコンペティションでもメダルを獲得した。

ブランコと同様に、Reposadoも高地産と低地産のアガベをブレンドし、複数の製造プロセスで異なるテキーラのプロファイルを作ってからブレンドする。木由来の甘みに寄せるのではなく、目に見えるタンニンの骨格を与える、オークの慎重な使い方が特徴である。

香りは、トーストしたナッツ、トロピカルフルーツ(ごく微かなバナナのノートを含む)、熟成オーク。口当たりは滑らかでリッチで、調理したアガベ、キャラメル、バニラ、オークスパイス、ほのかなトロピカルフルーツのノートが感じられる。余韻は長く、スパイシーでややドライに締まり、トロピカルフルーツ、熟成オーク、そしてアガベの甘みがわずかに残る。

7. Tequila Gran Orendain(テキーラ・グラン・オレンダイン)Reposado、アルコール度数40%(ABV)、750ml。NOM: 1110

LSC(London Spirits Competition)は、Gran Orendain Reposado Tequilaに「Tequila of the Year」の称号を授与し、96/100点を付けた。ほかの複数のコンペティションでもメダルを獲得した。

蒸留所は一般的なテキーラ製造法を用いる。アガベは低地産である。Reposadoは元バーボンのアメリカンオーク樽で8カ月間熟成させる。

香りは控えめなフローラルが先に立ち、続いて調理したアガベのノートと、わずかなミネラル感が現れる。口当たりはドライでキレがあり、スパイスとほのかな果実味がある。余韻は中程度の長さで、ハーブと果実のノートが残る。

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翻訳=酒匂寛

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