外国人が多く日本を訪れるようになったことに対しては、約31%の人が「日本の魅力を知ってもらう良い機会だと思う」と好意的にとらえ、約22%が「とくに違和感はなく、自然な流れだと思う」と受け入れている。

外国人といっしょに働くことをどう思うかについては、「職種やスキルに応じて柔軟に考えたい」、「多様な価値観が加わる点でプラスだと思う」という意見が多く、ここでも冷静さと好意が並ぶ。さらに職場で円滑に協働するために重視したいことについては、「文化や価値観への相互理解」「言語やコミュニケーションの工夫」との答えが多かった。

さらに、外国人を職場に迎える際は、日本のルールやマナーを理解してほしいという意見が多く、また受け入れ側としては、多様な価値観が加わる点がプラスとの意見が多い。
この調査に限ってのことだが、外国人に対して否定的な意見は見られなかった。526件という回答数は統計的な結論を出すには少ないものの、メディアで声高に外国人排斥を訴える人たちの露出度から想像するほど外国人を嫌う人はなく、中立から好意的な人がほとんどだった。外国人に偏見を持つ人も一定数いることは否定できないが、ごく一部の声の大きい人が世論をゆさぶる、ネット社会のカラクリが見えた調査でもある。


