2. 自信を持って上司と関係を築く
上司と良い関係を築くことは、キャリア成長において最も誤解されながらも強力なスキルの1つだ。お世辞を言ったり上司を細かく管理することではない。上司のニーズを先読みし、明確なコミュニケーションを取り、自身の仕事を組織全体の優先事項に整合させ、問題点だけでなく解決策を提示するなどして上司を積極的にサポートすることだ。
このスキルは多くのプロフェッショナルが認識している以上に重要だ。キャリアニュースのラダーズの調査によると、高収入のプロフェッショナルの88%が上司と良い関係の構築は昇進と昇給に影響するキャリア成功の鍵だと回答している。そうであるにもかかわらず、多くの中堅社員は自信を持って実践できていないと認めている。このギャップは、意図的にこのスキルを磨こうとする人に明らかな優位性をもたらす。
実際には、上司との良い関係の構築は単なる進捗報告ではなく背景説明をすることだ。「プロジェクトが遅延しています」と言う代わりに、上級管理職のような意識を持つ人は「◯◯のために遅延しています。軌道修正のためには2つの選択肢があり、私の推奨案はこうです」と説明する。
また、上司の情報の受け取り方の好みを理解し、それに合わせてコミュニケーションスタイルを調整することも含まれる。上司の仕事を常に容易にし、関係者の目に上司が良く映る手助けをすることで、単に信頼できる人ではなく、戦略的パートナーとしての立場を確立できる。
3. 正式な肩書きなしにリードする
経験豊富な人は正式な肩書きを得る前からリードすることが多い。同僚に影響を与え、チームメイトを指導し、求められなくても重要な取り組みの主導権を握る。これは、肩書きが必ずしも迅速に変化しない現代の組織において、責任範囲が移り変わる場合に特に重要だ。
権限なしでリードするには、チームが苦戦している領域や、責任の所在が不明確な目標を特定することから始めるといい。明確な計画を持って介入し、フィードバックを求め、実行の調整を行う。
例えば、プロジェクトにおける部門間の連携が停滞している場合、役割と成果物を明確にするための短い調整のワークショップを主催することを申し出る。みんなで共有する成果に向けてチームをまとめる能力こそがリーダーシップの発揮を示す。
このスキルを磨く別の方法は、経験が浅い人の指導だ。プロセスを説明したり、ツールを紹介したり、あるいは生かせる教訓を共有する時間を取ることでコーチングを実践でき、他の人の成長を気にかけていることを示せる。リーダーは自らの行動だけでなく、誰を成長させたかで一目置かれる。


