以下、前回記事「M-1三回戦進出の外人ニックに聞いた『アメリカ人が日本のお笑いにバカ受けする理由』」に続いて、Mr.FUJI氏がさまざまなゲストと交流するYouTubeの人気チャンネルMrFuji from Japanの番組「アメリカ人が日本のお笑いを愛している理由が意外すぎたw 【 徹底比較 】」から抜粋要約して紹介する。
番組では、来日10年の親日家の歌手でコメディアンのニックを囲んで、オーストリア人シンガーソングライターやないも(自身のYouTubeチャンネル「やなっちチャンネル」(登録者数12万人超))はじめアナ、バイロン、ユナといった外国人たちが「日本のお笑いがアメリカ人にバカ受けする理由」について話している。
なお彼らの絶妙にネイティブな日本語は、ぜひ実際のYouTubeでご確認いただきたい(本稿では抜粋、多少の編集を施している)。
参考記事> M-1三回戦進出の外人ニックに聞いた「アメリカ人が日本のお笑いにバカ受けする理由」
ユナ:アメリカにも賞レースってあるの?
ニック:昔は少しあったけど、今はほとんどないね。M-1みたいな全国的規模は存在しない。僕、大学院の卒業論文で、漫才について書いたんですけど、「漫才かどうか」は日本ではめっちゃ重要ですね。
日本の文化って「お弁当箱」みたいにジャンルがきっちり分かれてる。アメリカはバンッてワンプレートに置く感じ。
バイロン:一個丸々の弁当なんだよね。
ユナ:日本は、職人気質な感じが色んな場面で出るよね。
やないも:文化そのものを保とうとするよね。全く違うものにならないように守るというか。
ニック:例えば、僕の先輩のぺこぱさん。ツッコむけど、最後はツッコミとボケが同意しちゃう。これ、ルールをちょっとだけ崩してるけど完全に箱を壊してはいない、その守り方がめっちゃ面白い。審査員も「まだ漫才の枠にある」って評価してて、それがめっちゃ日本っぽいと思った。
ユナ:すごいテクニカルなんだね!
ニック:日本の技術は全部そう。生花とかもルールがあるでしょ?「ルールがあって、そのルールの中でどれだけ美しくできるか」みたいな。
ユナ:確かに、日本ってそういうの多いよね!
Mr.FUJI:もはや、お笑いの話を超えてるね!笑
ニック:でも実際、日本は大体そうなんですよ。
ユナ:その「箱の中」でどれだけクリエイティブになれるかってことだね。
ニック:そう! ルールの範囲内で、ね!
バイロン:この「島国の中」でね(笑)。
やないも:アメリカ人は、「Think outside the box:箱の外で考えろ(常識に囚われるな)」だから……。
ユナ:言う言う(笑)。
バイロン:「全て侵略しろ」! アメリカ全土もフィリピンも!
みんな:(爆笑)
Mr.FUJI:なるほどね、でも日本人ってアメリカのお笑いをちゃんと分かってないかも。どんなものが「スタンダード」なんだろう。



