2. 率先してウェルネスの模範となる
管理職は、意図せずともチーム文化を形成する。
深夜にメールを送ったり有給休暇を取らなかったりするなら、チームが同じことをしても驚いてはいけない。だが懸命に働いて、充電のために仕事を離れる姿を見せれば、ウェルネスはチームの成功に欠かせない要素となる。
レズヴァニの提案は、以下の通りだ。
・メールの署名部分に「私の勤務時間はあなたのものと異なる場合があります。あなたの勤務時間外に返信する必要はありません」と追記する。
・業務時間をブロックし、充電のための時間を毎週確保し、休暇を事前にスケジュールする。
・有給休暇中はメッセージを確認したい衝動に抗い、休暇中でもネットにつながっている必要があるとチームが思わないようにする。
・1対1の面談で自身の有給休暇の予定を共有し、相手の休暇予定を尋ねる。
・厳しい締切や長時間の会議が続いた後は、柔軟な勤務やメンタルヘルス休暇、午後の休憩を提供する。
労働者の半数以上が、雇用主は職場環境が実際より精神的に健全な場だと誤解していると答えている。チームにその乖離を感じさせてはいけない。健全な境界線を自ら示せば、チームはそれに従う。
3. 多様な声を取り入れて選択肢を広げる
同一性は創造性を殺し、停滞を招く。
レズヴァニの助言は明快だ。価値観の似た人で交流し合う「エコーチェンバー」にならないようにする。多様な視点を受け入れるチームは新たなアイデアをもたらすだけでなく、優れた意思決定を行い、収益性において他のチームを上回る。
この概念をリーダーシップに組み込むためにレズヴァニがあげるヒントは、以下の通りだ。
「え、どういうこと?」の力
あるアイデアに足が止まった時、好奇心を持とう。その違和感が認知的摩擦であり、創造性を刺激する。否定するのではなく、内なる懐疑心が支配する前に質問しよう。
チームには多様な視点が必要
プロジェクトやチームを編成する際は、異なる考え方を持つ人、自分の弱点を補える人、前提に疑問を投げかけ、予想外の視点をもたらす人を探そう。
変化を求める
単調さを打破する方法を導入しよう。役割をローテーションさせ、逆メンターシップを試み、ブレインストーミングのセッションを持ち、チーム文化やワークフローに関する匿名のフィードバックを定期的に集めよう。寄せられた意見に基づいて行動するといい。
次に「文化適合性」や従来通りの方法に頼りそうになったら、立ち止まること。チームの思考を伸ばし、向上させ、高める可能性のある人物や要素を考えよう。チームの成功は、その選択にかかっているかもしれない。


