ペットの安全のためには、一緒に休暇を過ごす家族や親せきに、ペットが食べて良いものとそうでないものについて説明しておくことも重要だ。例えば、自分たちの食べ残しを与えれば胃腸に問題が起きたり、膵炎を起こしたりすることもあり得ることを伝えておこう。緊急診療に対応している動物病院で、休暇を過ごすことになるのは避けたいはずだ。
5. ペットのルーティーンを変えてしまう
毎日決まった時間に散歩に行くことが愛犬の習慣なら、休暇中もそのルーティーンを変えないようにしよう。食事もいつもと同じ時間にあげるようにすること。ベイリーによると、それは犬が平静を保てるようにするために必要なことだ。犬は生活のバランスが崩れると、不安になるとされている。
また、ペットの不安感をさらに軽減するため、クリスマスツリーのライトやデコレーションから少し離れた場所に、安全なスペースを作ってあげよう。専用のベッドや水入れ、おもちゃやその他の何か安心できるモノを置いてあげるといいという。
6. 外出嫌いなペットを連れ出す
ベイリーは、ペットシッターがいる宿泊施設に預けることも真剣に検討して欲しいと話す。飼い主と一緒に旅行に行くより、預けられた方が落ち着いて過ごせるペットもいる。
7. ペットのマイクロチップ情報を登録していない
肩甲骨の間などの皮下に埋め込んだ小さなマイクロチップは、ペットが迷子になったり連れ去られたりしても、飼い主のもとに戻ってくる可能性を大幅に高める器具。だが、識別番号とペットの名前、オーナーの氏名と電話番号、メールアドレスなどの情報が専門機関(米国ではPetLinkや非営利団体のAKC Reunite、日本では「犬と猫のマイクロチップ情報登録」)に登録されていなければ、マイクロチップは何の役にも立たない。
米国ではペットの保護施設や動物病院、警察署、消防署の大半にマイクロチップスキャナがあり、飼い主の連絡先などを確認することができる。ただ、屋外にいるときは必ずリードをつけておくようにすれば、ペットが旅先で行方不明になることは防ぐことができる。
これらのよくある「失敗」を避けることができれば、休暇は安全なだけでなく、家族全員にとって楽しいものになるだろう。ベイリーは、ペットと一緒の旅行は、「子どもを連れての旅行と同じ」であり、「結局のところ、重要なのは計画を立てておくことです」と述べている。


