食&酒

2025.12.30 16:00

米国飲料評価機関(BevTest)が選ぶ「世界最高のラム」

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Planteray XO 20th Anniversary Rum(バルバドス/フランス)、アルコール度数40%、750ml

旧称Plantation(プランテーション)XO。12〜20年熟成の、糖蜜由来バルバドス産ラムをブレンドしたもので、単式と連続式の双方で蒸留されている。ラムはまずバルバドスで使用済みバーボン樽により熟成され、その後コニャックのMaison Ferrand(メゾン・フェラン)へ輸送され、フレンチオークのコニャック樽で二段目の熟成が施される。これがPlanteray(プラントレイ)の特徴である二段熟成工程だ。

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香りは、キャラメル、ヘーゼルナッツ、ココアが豊かで、フローラルでフルーティーなノート、バニラ、さらにオレンジとグレープフルーツの皮のタッチがほのかに伴う。

口当たりは滑らかでクリーミーである。チョコレート、バニラカスタード、熟したバナナ、ローストココナッツの風味が層を成して複雑さを示し、マンゴー、クルミ、オールスパイスのヒントが感じられる。

フィニッシュは長く、わずかにスパイシーである。ココア、トーストナッツ、柑橘ゼスト、上質なオークの余韻が続く。

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Botran Roaju Rum(グアテマラ)、アルコール度数40%、750ml

Roaju(ロアジュ)は、ミキシングや気軽なストレート飲みを狙った、Botran(ボトラン)の中では若めで親しみやすい表現の1つである。アプローチは同ブランドの伝統に沿う。サトウキビの初搾り蜜を発酵させ、連続式で蒸留し、グアテマラ高地の涼しい環境で、使用済みバーボン樽などの樽を用いて、ソレラに着想を得たシステムで熟成する。このラムはBotranのハウススタイルを反映しつつも、若い熟成プロファイルにより、よりフレッシュなオークとフルーツのキャラクターを備える。

香りは、キャラメル、バニラ、新鮮なサトウキビシロップ、バナナやパイナップルといったトロピカルフルーツのノートに、トーストしたオークがわずかに加わる。

口当たりはミディアムからライトである。蜂蜜がけのトフィー、熟した果実、穏やかなスパイスに、コーヒーとココアのヒントが感じられる。

フィニッシュは軽やかで、わずかに甘い。キャラメル、熟成オーク、かすかなハーブの余韻が残る。

まとめ

これらのラムを総合すると、受賞歴のあるボトル以上の意味を持つ。現代ラムの広がりと奥行きを照らし出すベンチマークである。グアテマラの高地でソレラ熟成されたエレガンスから、ハイチのケーンジュースの純粋さ、ハワイの伝統品種を用いたアグリコールの応用、フランスとバルバドスにまたがる二段熟成の洗練、そしてBotran Roajuの親しみやすいグアテマラらしさまで、それぞれが地域の魂と生産者のビジョンを表現している。

進化の速度がかつてないほど増すカテゴリーにおいて、BevTestの殿堂(Hall of Fame)は、単発の成功にとどまらず、持続的な熟達を示してきたラムを強調する。コレクター、愛好家、そして好奇心を抱く飲み手にとって、これらのボトルは、現代ラムの頂点を示す決定版ガイドとなる。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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