年末年始は家族とゆっくり過ごすか、初詣に出かけるか、それとも寝て過ごすか。一見プライベートな決断に見える選択が、実は仕事への満足度と関係していることがわかった。
コーチング事業を手がけるミズカラが、25〜59歳の既婚有職男女500名を対象に「年末年始の過ごし方と仕事満足度の相関」について調査を実施した。
6割が「出かけない」を選択
年末年始の過ごし方は「出かけない」が61.8%で最多、「出かける」が24.2%、「仕事」が14.0%となった。
「出かけない」派の内訳では、「自宅で家族などとゆっくり過ごす」が42.6%で最多、次いで「家でゴロゴロ寝正月」が17.4%、「読書などをして自己研鑽する」という層は1.8%にとどまった。
「出かける」派は初詣や初売りなどの外出を予定している層が16.4%、「国内外に旅行に行く」が7.8%。年末年始も仕事をする人は「シフトの都合で仕事をする」、「普段時間がなくてできない仕事をまとめて進める」といった内訳だ。

寝正月派は仕事満足度も低い
調査では、年末年始の過ごし方と仕事満足度の関係についても分析が行われた。その結果、興味深い傾向が浮かび上がった。
仕事満足度が最も高い層では年末年始もアクティブに過ごす人が相対的に多い。一方、仕事満足度が中程度から低い層では「寝正月をしてゴロゴロ過ごす」の割合が高かった。

休み方に表れる働き方
仕事満足度が低い人が寝正月を選ぶのか、寝正月を選ぶから仕事満足度が低くなるのか。年の大半を占める仕事への向き合い方と、わずか数日の休暇の過ごし方に関係性が見られたことは興味深い。
この年末年始、あなたはどう過ごすだろうか。
【調査概要】
調査対象:全国の25〜59歳男女・有職者 500人
調査期間:2025年11月18日(火)
調査方法:インターネット調査
出典:「年末年始の過ごし方と仕事満足度の相関」調査



