クルーズ船のビュッフェは、便利だし、人気もある。ただし、ビュッフェでの食事には暗黙のルールがあるので、しっかり理解しておく必要がある。以下では、便利な船上ダイニングを「プロ並み」に楽しむためのコツを紹介しよう。
クルーズ船に乗り込んだ初日に、多くの乗客がまず足を運ぶダイニング施設の一つがビュッフェだ。すぐに食事ができるし、営業時間も長いので、航海を通して手軽に利用できる場と言える。
乗船後まもなくわかるだろうが、ビュッフェは慌ただしく混雑する。そのため、クルーズ船に初めて乗る人は戸惑うかもしれない。
しかし、その仕組みと足を運ぶべきタイミングさえ理解すれば、すぐに快適に利用できるようになり、クルーズ船の楽しみの一つとなるだろう。
クルーズ船ビュッフェの営業時間
営業時間はクルーズ船によってまちまちなので、毎日の予定表を確認するのが確実だ。朝食は通常、3時間から4時間ほど提供されている。昼食の営業時間はそれより短かめで、夕食はたいてい夜遅くまで開いている。
乗客に喜んでもらえるよう、テーマに沿った食事が提供されることもある。旅程に合わせた旅先の郷土料理、デザートに力を入れたディナー、人気の高いシーフード・ビュッフェなどが提供され、多くの人が集まってくる。クルーズ船に何度も乗っている乗客にとっては、そうした食事が旅のハイライトだというケースもあるだろう。
客が少ない夜になると、ビュッフェの一部が専門レストランに変わるクルーズ船も少なくない。ディナー営業が終わってからしばらく経った深夜になると、ピザやサンドイッチ、ケーキなどの軽食サービスが提供される場合もある。
お茶やコーヒーが用意されているコーナーはたいてい、24時間営業だ。早起きや夜更かしが好きな人、乗客が起き出す前の静かな時間帯に飲み物を楽しみたい人には欠かせない。
混雑する時間帯を把握する
ビュッフェは、一定の間隔で混雑する。いちばん人でごった返すのは終日航行日だが、特に朝食の時間帯は、寄港地で観光に出かける準備をする人や、次のアクティビティを待つ人でにぎわう。
混雑を避けるためのシンプルな対策──それは、早めに足を運ぶことだ。開店直後に行けば、静かで落ち着いている。あるいは、閉店間近まで待ってから行けば、客が少なくて、席にも余裕がある。
昼食については、少し目先を変えるのもいい。お決まりのビュッフェに行く必要はないのだ。
クルーズ船の終日航行日には通常、座ってランチが楽しめるメインダイニングが少なくとも1カ所はオープンしていて、サービスも夕食時よりスムーズなことが多い。メニューに載っている品数は少なく、手早く提供されるし、賑やかなビュッフェと比べてかなり静かだ。



