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9月24日に行われたマンチェスターユナイテッドとイプスウィッチ・タウンとの3回戦。
(Photo by Gareth Copley Getty Images)



マンチェスター・ユナイテッド(以下、マンU)の時価総額は、英国サッカーの商業的成功と、プレミア・リーグの英国での新規テレビ放映契約により、2013年から17%伸びた。マンUは発行株式を増やして4億ドル(約480億円)を調達する意向だと、AP通信は報じている。

マンUはグレイザー一族が保有している球団だ。一族はナショナル・フットボール・リーグのタンパベイ・バッカニアーズも傘下としている。2005年5月、マルコム・グレイザー氏(故人)が14億7000万ドル(約1766億円)で株式の75%を取得し、マンUを買収した。2012年8月から球団株は公開されていたが、普通株の10倍の投票権を持つ非公開の「クラスB株」保有を通じてオーナーシップを行使している。

3年前のIPOでは、市場関係者の予測を上回る初値14ドルをつけ、チームの時価総額は約23億ドル(約2762億円)になった。現在の時価総額は35億ドルで、過去最高額の36億5000万ドルに近づきつつある。球団の時価総額は、2013年から17%増加した。

現在のマンUの時価総額は、グレイザー一族にとって投資回収の絶好機だ。チームのシーズン・チケットは今季あっという間に完売する人気だ。スポーツ人気が高まる中、今週初めフォーブスはダラス・カウボーイズを40億ドルと見積もった。IPO当時、フォーブスのクリス・スミスは、今は投資家がスポーツ・チームの株式を買う時期ではないと警告していた。それなのに、グレイザー一族が球団の株式を2012年8月に公開してから、株価は31%も上昇している。

先日はマンUの2015年の業績発表があったばかりだが、売上と営業利益(利払い前・税引き前・減価償却前・その他償却前利益)は、前年比で1桁台後半の減となった。しかし、今後はUEFAチャンピオンズ・リーグに出場した効果で、売上と利益増が期待でき、株価は高値で推移しそうだ。2016年〜18年の年間トーナメントの分配は、それ以前と比べ25%増となるだろう。

文=マイク・ オザニアン(Forbes)/ 編集=上田裕資

 

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