歴史文化や自然が色濃く残る海沿いのまち、和歌山市・雑賀崎および田野地区。
この地域価値を未来へつなぐブランド構築のため、新たに地域共創プロジェクトが始動した。このキックオフが、2026年1月29日(木)に「わかやま潮騒サミット」と題して開催される。
海のまちでつくる新しい物語、始まる
和歌山県和歌山市の雑賀崎および田野地区は、日本では珍しい港の船上販売「はた売り」をはじめ、独自の景観と暮らしが今も息づく。観光・事業創出の両面で高いポテンシャルを持つエリアとしても注目されている。
そこで和歌山市では、新たに地域共創プロジェクトを始動し、「静かな日常が、心を動かすまち」づくりを進める。
本プロジェクトのキックオフとして、「わかやま潮騒サミット」を2026年1月29日(木)に東京都港区立産業振興センターで開催する。
サミットでは地域内外で活躍する実践者によるリアルな議論を通して、プロジェクト立ち上げ背景や意思決定のプロセス、次の一手を共に考えるディスカッションを予定。さらに地方創生に関心を持つ全国事業者とのネットワーキングを予定し、新規事業や協業のきっかけとなる出会いを創出する。また、メディア視点での“伝え方”まで含めた地域価値の編集手法にも触れながら、地域ブランディングの最前線がライブで感じられる。
雑賀崎および田野地区が培ってきた価値を未来のブランドへと昇華させる試みや、地域と全国の事業者、行政、メディアが交差しながら「この地域で、どんな事業が成立し得るのか」「関わることで、どんな価値を共につくれるのか」を具体的に考えるサミットだ。
セッション1
雑賀崎・田野地域から見えた可能性
雑賀崎・田野地区が持つ潜在価値を、いかに未来のブランドへと昇華させるか──。プロジェクト立ち上げから基本構想策定に至るまでの議論から浮かび上がる“次の一手”を明らかにし、地域の10年後を形づくる鍵となる視点を紐解く。全国のプレイヤーとともに、ブランド化の核心へ迫る。
セッション2
地域とチャレンジャーが垣根を越えてつくる勝ち筋
地域とチャレンジャーがつくる新しい価値と勝ち筋、地域自体が持続的に成長していくための条件とは何か──。行政、事業者、住民、来訪者。それぞれの視点を交差させながら、真の“Win-Win-Win”を実現するまちづくりの要諦を探る。共創型地域戦略を再考する。
セッション3
雑賀崎・田野地区からはじまる、新しい観光まちづくり
歴史と風土が織りなす雑賀崎・田野地区の価値を、いま一度未来の視点から再確認し、進める新しいまちづくり──。多様なプレイヤーが集い、地域の潜在力をどのように編集し、どこへ向けて舵を切るのか。本セッションでは、10年後の姿を形づくるディレクションの核心に迫る。
【イベント概要】
タイトル:わかやま潮騒サミット -海のまちでつくる新しい共創の物語-
主催:和歌山市
協力:Forbes JAPAN / OCEANS
日程:2026年 1月29日(木)
会場:港区立産業振興センター11F 大ホール
日時:14:00 受付開始、15:00 開始、17:30 懇親会開始、19:00 終了
定員:150名限定(参加無料)
【登壇者プロフィール】 ※五十音順、敬称略

■市川篤志 三井住友信託銀行株式会社 顧問(元内閣府地方創生推進事務局長)
■岡雄大 株式会社Staple 代表取締役
■大西洋 株式会社羽田未来総合研究所 代表取締役社長執行役員
■佐藤裕久 株式会社バルニバービ 代表取締役
■冨山和彦 株式会社経営共創基盤代表取締役CEO
■半田雅義 源じろう株式会社 代表取締役
■古澤良祐 株式会社タカショーデジテック 代表取締役社長
■山中哲男 株式会社トイトマ 代表取締役社長/和歌山市地方創生アドバイザー



