実践! 出発前にやるべき「地図準備チェックリスト」
海外に出る前、僕が必ず行っているチェックは次の通りです。
・行きたい都市・エリアを決め、オフライン地図をダウンロード
・ホテル、空港、レストラン、訪問先を事前に「お気に入り保存」
・地図データが最新か、有効期限切れでないか確認
・渡航先によってはローカル地図アプリも事前にインストール
この準備をしておくだけで、「迷うかもしれない」という不安が減り、旅のストレスは驚くほど小さくなります。特に、仕事の移動や家族連れの旅では、「迷わないこと」そのものが大きな価値になります。
かつては、Googleマップのオフライン機能が使えない国も多くありましたが、現在は対応が進み、ほとんどの国で実用レベルに達しています。一方で、今もなお政策やデータ規制の影響で十分に機能しない国があるのも事実です。だからこそ重要なのが、出発前の「地図準備」なのです。
準備は、旅の成功確率を確実に上げてくれます。
オフライン地図という備えを味方につけて、海外出張も家族旅行も、より安心で快適なものにしてみてください!

東松寛文(とうまつ・ひろふみ)◎1987年岐阜県生まれ。平日は広告代理店で働くかたわら、週末で世界中を旅する「リーマントラベラー」。日本にいる時はトランジット期間。102カ国247都市に渡航。2016年、3カ月で世界一周を達成。『地球の歩き方』から旅のプロに選ばれる。日本テレビ『行列のできる相談所』『ZIP!』『シューイチ』、テレビ東京『ガイアの夜明け』などメディア出演多数、著書に『リーマントラベラー 週末だけで世界一周』(河出文庫)、『週末だけで70ヵ国159都市を旅したリーマントラベラーが教える自分の時間の作り方』(学研プラス刊)がある。2018年よりオンラインコミュニティ「リーマントラベルサロン」主宰。2022年からはオーストラリア「ケアンズ&グレートバリアリーフ観光大使」、岐阜県羽島市「羽島市アンバサダー」も務める。


