食&酒

2025.12.20 18:00

ウイスキー・マスターズ評議会が選ぶ、2025年最高の新作バーボン

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Old Fitzgerald 7 years Bottled-in-Bond(50% ABV、750ml、87ドル[約1万4000円])

トム・マコーミックはマスター・オブ・ウイスキーで、長年にわたりバーボンの専門家・教育者として活動してきた。Bottled-in-Bond(米国の法定規格に基づく瓶詰め)の伝統、熟成の手法、官能評価の発展に精通する。

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彼はOld Fitzgerald 7 yearsを「バーボン愛好家が体験を次のレベルへ進める準備ができたときにふさわしい、傑出した1本です」と評する。

Heaven Hill Grain-to-Glass Specialty Barrel Series(55% ABV、750ml、130ドル[約2万円])

スーザン・リーグラーはOrder of the Writのメンバーで、Bourbon Women Association(バーボン女性協会)の元会長でもある。ケンタッキー州で最も著名なウイスキー著者の1人であり、米国ウイスキーの歴史とテイスティングに学術的な厚みをもたらしている。

このウイスキーについて、彼女はこう述べる。

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「スパイシーなバタースコッチの爆弾で、深みと複雑さが見事です」。

NOCO Cask Strength Bourbon 4X(64.65% ABV、750ml、250ドル[約3万9000円])

セバスチャン・ガヴィレはマスターディスティラーで、国際的に認知された飲料科学者でもある。蒸留の革新、発酵管理、官能評価のキャリブレーションで知られる。

彼はNOCO 4Xを次のように称賛する。

「繊細でありながら層があります。香りは焼きリンゴ、トーストしたオーク、リンゴの花が立ち、やがてブラックチェリー、スパイス、ピーカンナッツへと展開します。余韻はダークチョコレートとハチミツです」。

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翻訳=酒匂寛

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