リッチリスト

2025.12.22 13:00

【30UNDER30は今】フォーブス「30 Under 30」出身ビリオネア46人の資産額と事業内容

(写真中央から時計まわりに)ジャン・イーミン、ブラッド・テネフ、テイラー・スウィフト、ダニエル・エク、サム・アルトマン、メラニー・パーキンス(Getty Images・Shutterstock .com)

9.ブレンダン・フーディ

直近の資産:22億ドル(約3454億円)

advertisement
9.ブレンダン・フーディ(Photo by Phillip Faraone/Getty Images for Breakthrough Prize)
9.ブレンダン・フーディ(Photo by Phillip Faraone/Getty Images for Breakthrough Prize)

○主な資産源:メルコア○Forbes 30 Under 30選出年:2025年○年齢:22歳

ブレンダン・フーディは2023年、高校時代のディベートチームの仲間であるアダルシュ・ヒレマス、スーリヤ・ミッドハとともに、AIシステムの訓練を担う専門家を採用するMercor(メルコア)を共同創業した。サンフランシスコ拠点の同社は、オープンAIやグーグルを顧客に持ち、10月には評価額100億ドル(約1.6兆円)で3億5000万ドル(約550億円)を調達した。この資金調達により、いずれも22歳の3人は、23歳でビリオネアとなったマーク・ザッカーバーグの記録を破って史上最年少の自力で財を築いたビリオネアとなった。フーディは同社のCEOを務めている。

10.サム・アルトマン

直近の資産:20億ドル(約3140億円)

advertisement
10.サム・アルトマン(jamesonwu1972/Shutterstock.com)
10.サム・アルトマン(jamesonwu1972/Shutterstock.com)

○主な資産源:エンジェル投資○Forbes 30 Under 30選出年:2015年○年齢:40歳

OpenAI(オープンAI)のCEOとして知られるサム・アルトマンは、世界に大きな影響を与えるAI企業を率いながらも、同社の株式は保有していない。彼の資産の源泉は、ストライプ、レディット、オクロといった企業への初期投資によるものだ。これらはいずれも、アルトマンがパートナーを務め、その後、創業者ポール・グレアムの後継者として率いたスタートアップ支援組織Yコンビネータから生まれた企業だ。その当時のアルトマンは、ほぼ無名の存在だった。

スタンフォード大学を中退したアルトマンは、2005年にソーシャルネットワークサービスのLoopt(ループト)を創業し、7年後に売却している。彼は現在、元アップルの最高デザイン責任者であるジョニー・アイブと組み、AIを中心に設計したスマートフォン型の新製品を2年以内に投入する構想を描いている。

11.ビベック・ラマスワミ

直近の資産:18億ドル(約2826億円)

11.ビベック・ラマスワミ(Maxim Elramsisy/Shutterstock.com)
11.ビベック・ラマスワミ(Maxim Elramsisy/Shutterstock.com)

○主な資産源:ロイバント・サイエンシズ○Forbes 30 Under 30選出年:2014年○年齢:40歳

元大統領候補で、短期間ながらイーロン・マスクとともに米政府効率化省(DOGE)の共同トップを務めたビベック・ラマスワミは現在、トランプ大統領の後押しを受けてオハイオ州知事選に立候補している。彼は、政界入り以前はヘッジファンドでバイオテクノロジー株の取引に携わっていた。

2015年、ラマスワミは、自身の創薬会社ロイバント・サイエンシズのスピンオフとして、アルツハイマー病治療薬の開発を担う会社を評価額30億ドル(約4710億円)で上場させた。この治療薬は当時、成否が不透明な案件とみなされていたが、その後、開発は失敗に終わった。彼は、2021年に同社を離れベストセラーとなった著書『Woke, Inc.』を執筆し、社会正義を重視する左派の価値観に反発する「反ウォーク」の投資会社Strive(ストライブ)を創業した。2024年にビリオネアとなったラマスワミの資産の大半は、ロイバントの持ち分によるものだ。

12.テイラー・スウィフト

直近の資産:16億ドル(約2512億円)

12.テイラー・スウィフト(Brian Friedman/Shutterstock.com)
12.テイラー・スウィフト(Brian Friedman/Shutterstock.com)

○主な資産源:音楽活動○Forbes 30 Under 30選出年:2012年○年齢:35歳

テイラー・スウィフトがForbes 30 Under 30に選ばれた2012年当時、フォーブスは、彼女が当時リリースしていた3枚のアルバムがいずれもプラチナ認定を受け、総額約4500万ドル(約70億7000万円)の収益を上げていたと報じていた。その後もスターとしての地位は揺るがなかった。

2019年には、彼女のレコード会社であるビッグ・マシン・レコードが、最初の6枚のスタジオアルバムの権利を、プライベートエクイティのシャムロック・キャピタルに売却した。スウィフトは公然と異議を唱え、自身の楽曲の再録音に踏み切ったが、その後も新作を発表し続けた。その後、2023年にスタートした「The Eras Tour」では、世界各地でほぼ4時間に及ぶ公演を週末ごとに3日間、2年にわたって行い、チケット販売額は前例のない20億ドル(約3140億円)に達した。このツアーにより、彼女は世界で最も裕福な女性ミュージシャンとなった。彼女は2025年5月には、その収益の一部を使い、推定3億6000万ドル(約565億円)とされる最初の6作品の権利を買い戻した。

次ページ > フォーブス「30 Under 30」出身、注目すべきビリオネア15人(13~15)

翻訳=上田裕資

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事