健康

2025.12.23 08:15

自炊より効率的 「あすけん」高得点者が実践する市販品活用の栄養管理術

gettyimages/ Delunastudio

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健康的な食生活が大切だとわかっていても、毎日の食事で栄養バランスを整え続けるのは簡単ではない。無添加・砂糖不使用・塩分不使用といった条件に関心はあっても、それらをすべて自炊で満たそうとすると、手間や時間の壁にぶつかる。

そんな悩みに気づきを与えてくれるのが、AI食事管理アプリ「あすけん」が先日発表した「市販食品アワード2025」だ。健康意識が比較的高いユーザーの中でも、健康度スコアが90点以上というごく一部の人たちが、日常的に選んでいる市販食品を可視化したものだ。

主食部門で選ばれた「おいしさ味わう十六穀ごはん(はくばく)」や「ゼンブヌードル丸麺(ZENB JAPAN)」、「ごろグラ 糖質60%オフ きなこ大豆(日清シスコ)」は、糖質を抑えつつ、食物繊維を補える点が特徴だ。栄養バランスを意識しながらも、調理も手間をかけずに取り入れやすいと人気のようだ。

筆者も「ゼンブヌードル丸麺」は日常的によく購入している。黄えんどう豆を原材料とした麺で、小麦を使わず糖質を抑えながらタンパク質をしっかり補える点が気に入っている。豆由来ならではの独特の風味もあり、麺としての満足感も高い。調理の手間を増やさずにタンパク質を補える点で重宝している。

タンパク質・おかず部門で選出された「シーチキンSmileオイル不使用マイルド(はごろもフーズ)」や、乳製品部門の「北海道スキムミルク(よつ葉乳業)」は、脂質を抑えながらタンパク質やカルシウムを補える商品だ。通常の食材で同等の栄養を取ろうとすれば、献立や量の調整が必要になるが、こうした商品を使えば、その工程の一部を省くことができる。

「あすけん」高得点ユーザーが行っているのは、調理を省くことではなく「栄養管理の効率化」なのだろう。自分でやる部分と、商品に任せる部分を切り分けることで無理のない食事管理を実現しているようだ。

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文=福島はるみ

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