本稿は『やりたいことが見つかる 世界の果てのカフェ』(ジョン・ストレルキー 著、鹿田昌美訳、ダイヤモンド社刊)の内容を一部抜粋・編集して作成した記事である。
「充電しなきゃ」と思いながら休んでいる人
「休みの日は充電しないとね」
よく聞く言葉です。論破好きの人が、「ワークライフバランスが大事ですから!」なんて言ってくると、確かに正論に聞こえます。
でも、本当にそうでしょうか?
たっぷり寝て、動画を見て、リゾートに行っても、月曜の朝になるとまたヘトヘト。
「休んだはずなのに、なんでこんなに疲れてるんだろう」と感じたことはありませんか?
実はそれ、充電が足りないのではなく、「バッテリーの使い方」が間違っているのです。
休みの日にどれだけ充電しても、平日にすべてを消耗してしまう働き方をしていたら、永遠に電池は切れます。
「充電が必要な働き方」の危うさ
『世界の果てのカフェ』の主人公も、まさに同じ悩みを抱えていました。
リラックスのはずが、実際には心が落ち着かない。
「充電しなきゃ」と思っている時点で、すでに自分の生き方が放電型になっているのです。
そして物語の中で、主人公はあることに気づきます。
そもそも「充電」が必要ない生き方を
必要なのは「休みの質」ではなく、「仕事の質」です。
休日にエネルギーを取り戻すのではなく、仕事そのものがエネルギーになるような働き方を選ぶ。
つまり、「やりがいのある仕事」こそが、最大の「充電不要モード」です。
『世界の果てのカフェ』の登場人物たちは、効率や休暇よりも、「自分がなぜ働くのか」「何をしているときに生きていると感じるのか」を問います。
その問いに向き合うことで、人はようやく「放電と充電のループ」から抜け出せるのです。
バランスではなく、「熱中」を取り戻そう
「ワークライフバランスが大事だから休みは充電を」と言われたら、こう返したい。
「充電が必要になるような働き方は、そもそも間違っているんじゃないですか?」と。
仕事に熱中し、エネルギーを生み出す側に立つこと。それが本当の「ワークライフバランス」なのです。
※本稿は「ダイヤモンド・オンライン」からの転載記事である。



