働き方

2026.01.14 15:15

「充電が必要な働き方」こそ危険。そもそも「電池切れしない」生き方とは

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本稿は『やりたいことが見つかる 世界の果てのカフェ』(ジョン・ストレルキー 著、鹿田昌美訳、ダイヤモンド社刊)の内容を一部抜粋・編集して作成した記事である。

何でも論破してくる人が「ワークライフバランスが大事だから休みの日は充電すべきですよね?」と言ってきたら、言い返したくなる。

そんなあなたに薦めたいのが、全世界45言語に翻訳され、世界500万部を突破しているベストセラー『やりたいことが見つかる 世界の果てのカフェ』(ジョン・ストレルキー 著/鹿田昌美 訳)だ。「何度読んでもハッとする」と話題の一冊から、おすすめの名言について紹介する。

(構成/ダイヤモンド社・種岡 健)

「充電しなきゃ」と思いながら休んでいる人

「休みの日は充電しないとね」

よく聞く言葉です。論破好きの人が、「ワークライフバランスが大事ですから!」なんて言ってくると、確かに正論に聞こえます。

でも、本当にそうでしょうか?

たっぷり寝て、動画を見て、リゾートに行っても、月曜の朝になるとまたヘトヘト。

「休んだはずなのに、なんでこんなに疲れてるんだろう」と感じたことはありませんか?

実はそれ、充電が足りないのではなく、「バッテリーの使い方」が間違っているのです。

休みの日にどれだけ充電しても、平日にすべてを消耗してしまう働き方をしていたら、永遠に電池は切れます。

「充電が必要な働き方」の危うさ

『世界の果てのカフェ』の主人公も、まさに同じ悩みを抱えていました。

そもそもぼくが旅に出たのは、フラストレーションを避けるためだった。家では仕事や請求書、それから人生のあれこれに、相当イライラしていた。
ぜんぶ、置いてきたかったのに。
これはぼくにとって、リラックスして「エネルギーを充電する」チャンスのはずだったのに。

――『世界の果てのカフェ』(第3章)より

リラックスのはずが、実際には心が落ち着かない。

「充電しなきゃ」と思っている時点で、すでに自分の生き方が放電型になっているのです。

そして物語の中で、主人公はあることに気づきます。

いや、待てよ、変な表現だよな。
エネルギーを充電するって?
電池が切れて、充電して、電池が切れて、充電して……そんな繰り返しで前に進めるはずがないじゃないか?

――『世界の果てのカフェ』(第3章より)

そもそも「充電」が必要ない生き方を

必要なのは「休みの質」ではなく、「仕事の質」です。

休日にエネルギーを取り戻すのではなく、仕事そのものがエネルギーになるような働き方を選ぶ。

つまり、「やりがいのある仕事」こそが、最大の「充電不要モード」です。

『世界の果てのカフェ』の登場人物たちは、効率や休暇よりも、「自分がなぜ働くのか」「何をしているときに生きていると感じるのか」を問います。

その問いに向き合うことで、人はようやく「放電と充電のループ」から抜け出せるのです。

バランスではなく、「熱中」を取り戻そう

「ワークライフバランスが大事だから休みは充電を」と言われたら、こう返したい。

「充電が必要になるような働き方は、そもそも間違っているんじゃないですか?」と。

仕事に熱中し、エネルギーを生み出す側に立つこと。それが本当の「ワークライフバランス」なのです。

『やりたいことが見つかる 世界の果てのカフェ』(ジョン・ストレルキー 著、鹿田昌美 訳、ダイヤモンド社刊)
やりたいことが見つかる 世界の果てのカフェ』(ジョン・ストレルキー 著、鹿田昌美 訳、ダイヤモンド社刊)

※本稿は「ダイヤモンド・オンライン」からの転載記事である。

構成=ダイヤモンド社・種岡 健

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